出版社内容情報
ケインズがケンブリッジ大学で行なった講義を生々しく再現し、彼の『一般理論』(1936年)の成立過程を明らかにした貴重な文献。『一般理論』を理解する上でも役立つ。
内容説明
本書は、ケンブリッジ大学で行なわれた1932年から1935年にかけてのケインズの講義を、聴講した数人の学生の記録ノートをもとに再現したものである。経済学史上における最もドラマチックな成果の1つである『一般理論』へと次第に進展していくケインズの思考過程をヴィヴィッドに伝えている。
目次
第1部 ケインズの講義ノートがもつ問題
第2部 代表的学生の講義ノート
第3部 結びの覚書