内容説明
与力・同心・岡ッ引など、捕物の関係者や方法・技術を扱う「廻り方」、長谷川平蔵でおなじみの「火付盗賊改」や国定忠次ゆかりの「八州取締出役」の人物とその組織・機構など、江戸の捕物の実際を克明に考証し、以後の捕物研究の嚆矢となった書。
目次
廻り方
火付盗賊改
八州取締出役
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
62
「与力・同心・岡ッ引など、捕物の関係者や方法・技術を扱う「廻り方」、長谷川平蔵でおなじみの「火付盗賊改」や国定忠次ゆかりの「八州取締出役」の人物とその組織・機構など、江戸の捕物の実際を克明に考証し、以後の捕物研究の嚆矢となった書」といった本。2023/06/07
さら
18
時代劇で馴染みの「奉行」「同心」「目明し」「岡っ引き」。それはそれとして、あまり深く考えたりせずにきたのですが、『鬼平犯科帳』で「火付盗賊改」というものを知り、少し知的好奇心がくすぐられて、この本を手にとってみてしまいました^^; 繰り返しみたり、ふと疑問に思ったとき読むと、ピンときて頭に入るのでしょうね。2013/08/02