ガラパゴス・クール―日本再発見のための11のプログラム

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ガラパゴス・クール―日本再発見のための11のプログラム

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  • サイズ B6判/ページ数 404p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492223765
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C3036

出版社内容情報

日本の「宝の持ち腐れ」の部分に光を当て、それが日本ばかりか世界の21世紀型経済発展のフロンティアになることを示す。 日本が再び世界での存在感を取り戻しつつある。
 「失われた20年」の過程で出遅れたグローバル化とデジタル化がようやく経済と社会に浸透してきた。それに伴って、日本の価値がグローバルなニーズと評価基準によって見直され、日本の人材、モノ、プロセス、インフラ、取り組み、アイデアが輝きを増し、日本の文化がグローバル文化へと翻案(ほんあん)される時代が到来しつつある。
 本書では、日本がどのように世界に貢献しているのか、日本は何を世界に与えているのか、日本の何が世界に求められているのか、を考察する。そして、その潜在力が十分に顕在化されない場合、何がそれを実現の制約となっているのか、一体どうすればそれを実現できるのかを分析し、新たなチャレンジの取り組みを提示する。
 各界のフロントランナー11名が、それぞれの立場から、世界に誇るべき日本のソフトパワー、新たな役割と貢献の物語を伝える。


まえがき(船橋洋一)
序論 日本が世界に提供できるものは何か(三浦瑠麗)
第1部 インキュベーター
 第1章 インバウンド開国(加藤史子)
 第2章 読み解かれる日本(毛丹青)
 第3章 アートと科学の結合が競争優位を生む(隅研吾、デイナ バントロック)
 第4章 実験精神に富む「文化的温室」(マット アルト)
第2部 異端者と先駆者
 第5章 アウトサイダーが大企業を活性化させる(櫛田健児)
 第6章 平均寿命100歳時代(石川善樹)
 第7章 「課題解決先進国」への条件(小島隆史、石川善樹、阿部大輔)
 第8章 3・11からの教訓(ダニエル P.アルドリッチ)
第3部 世界のシビリアンパワーとして
 第9章 架け橋(伊波浩美)
 第10章 グローバル・シビリアン・パワー2.0(細谷雄一)
 第11章 日米和解のナラティブとメッセージ(ジェニファー リンド)
総論 ガラパゴス・クール(船橋洋一)
注記
ヒアリング協力者一覧
執筆者紹介

船橋 洋一[フナバシ ヨウイチ]
船橋 洋一(フナバシ ヨウイチ)
一般財団法人 日本再建イニシアティブ理事長
一般財団法人日本再建イニシアティブ理事長、元朝日新聞社主筆
1944年北京生まれ。東京大学教養学部卒業。1968年朝日新聞社入社。北京特派員、ワシントン特派員、アメリカ総局長、コラムニストを経て、2007?10年朝日新聞社主筆。2011年9月に独立系シンクタンク「日本再建イニシアティブ」を設立。

内容説明

日本再発見のための11のプログラム。各界のフロントランナーが結集!「クール・ジャパン論」を超えた21世紀の新ジャポニズム論、ここに誕生!!

目次

序論 ソフトパワー 日本が世界に提供できるものは何か
第1部 インキュベーター(インバウンド観光 インバウンド開国;芸術・文化 読み解かれる日本;デザイン アートと科学の結合が競争優位を生む;ライフスタイル 実験精神に富む「文化的温室」)
第2部 異端者と先駆者(イノベーションとアントレプレナーシップ アウトサイダーが大企業を活性化させる;健康・医療 平均寿命100歳時代;科学・技術・教育 「課題解決先進国」への条件;レジリエンス・ソーシャルインフラ 3・11からの教訓―日本の災害レジリエンスの源泉)
第3部 世界のシビリアン・パワーとして(ODA 架け橋;戦略的ポジション グローバル・シビリアン・パワー2.0;価値観・歴史 日米和解のナラティブとメッセージ)
総論 ガラパゴス・クール

著者等紹介

船橋洋一[フナバシヨウイチ]
一般財団法人日本再建イニシアティブ理事長、元朝日新聞社主筆。1944年北京生まれ。東京大学教養学部卒業。1968年朝日新聞社入社。北京特派員、ワシントン特派員、アメリカ総局長、コラムニストを経て、2007~10年朝日新聞社主筆。2011年9月に独立系シンクタンク「日本再建イニシアティブ」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

32
単なる楽観論に終始せず、課題にもきちんと言及されている点に好感が持てる。 ただ、良い面にフォーカスしすぎているきらいは確かにある。それぞれのトピックで、もっと多角的に見なければならない点が多々あることは素人目にも明らか。 「礼賛バイアス」とでも言おうか。 個人的には、深掘った本を先に読んでいた分野が割と多かったので、「え、何故ここでこれに言及しないの??」といった感じで、筆者の恣意性が見て取れる場面が多かった。2019/10/20

Salsaru

11
超速読。商売っ気のない、オタク魂日本ということ。お金は恥の文化だからかしらね?儲けようぜ。2017/04/03

【みらいけん読書会】

0
#30 じゅん2019/09/23

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