出版社内容情報
欧米の名門大学では、なぜ「古典的教養(リベラル・アーツ)」が重視されるのか。その知識と真髄を1冊に凝縮し解説する。
「リベラルアーツ・スクール」と呼ばれる欧米の名門大学では、なぜ、「教養(リベラル・アーツ)」が重視されるのか。とりわけ、世界に通用する人材を育てるために、ヘロドトスやプラトンやアリストテレスに代表されるギリシャ・ローマ時代の教養・学問については、現代の政治、社会、ビジネスに通じる基本原理・哲学として徹底的に教え込まれている。本書では、欧米のトップエリートが学んでいる「リベラル・アーツ」の基本を理解すると共に、なぜ、リベラル・アーツ(とりわけギリシャ・ローマの精神)が現代社会において大切、必要なものかについて説く。
著者略歴
著・文・その他:中村 聡一
中村 聡一(ナカムラ ソウイチ)
米国コロンビア大学の学部課程を優等の成績で卒業する。その後、同大学のグローバル政策大学院でファイナンスを専攻。国際畑でビジネス系のキャリアを積む。現在は、甲南大学で、リベラルアーツの研究と教育にあたっている。著書に『企業買収の焦点』等がある。
内容説明
米国エリート教育の原点がここにある!世界的名著の主題を一冊に凝縮。
目次
序章 なぜ米国の一流大学はリベラルアーツを重視するのか
第1章 黎明期のギリシャ―リベラルアーツの土壌はこうして生まれた
第2章 ヘロドトス『歴史』で知るヨーロッパの原点
第3章 トゥキュディデス『戦史』が描く衆愚のギリシャ
第4章 プラトン『国家』が掲げる理想主義
第5章 アリストテレス『ニコマコス倫理学』が掲げる実践主義
第6章 アリストテレス『政治学』が描く現実的国家論
第7章 ローマの繁栄から中世キリスト教支配の時代
第8章 「西洋」優位の時代の幕開け―ルネサンスから近代まで
終章 “超大国”アメリカで磨かれたリベラルアーツ
著者等紹介
中村聡一[ナカムラソウイチ]
米国コロンビア大学の学部課程を優等の成績で卒業する。その後、同大学のグローバル政策大学院でファイナンスを専攻。国際畑でビジネス系のキャリアを積む。現在は、甲南大学で、リベラルアーツの研究と教育にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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