出版社内容情報
昭和初年の有名な金解禁論争、戦争経済批判から戦後の大蔵大臣としての衆議院財政演説まで波瀾に満ちた昭和経済史への貴重な証言である経済時論42編を収録解説。
内容説明
本巻には、石橋湛山の名を一躍世に知らしめた著名な金解禁論争にかかわる諸論文、戦争経済への批判、戦後の大蔵大臣としての衆議院財政演説、首相就任時の記者会見記録など、昭和初年から太平洋戦争以後に至るまでの、日本経済の現状分析、批判、政策提言の論考42編を収録している。
目次
1 金解禁論争
2 金輸出再禁止前後
3 高橋財政期の景気回復
4 戦争経済への批判
5 戦後復興と経済成長
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- 和書
- 黙視論