内容説明
四季のある豊かな自然、そしてそこから生み出され、大切に受け継がれてきた食べ物、ものづくりの技、芸術、行事、しきたりなど、数えあげればきりがありませんが、これらもまた、日本の大きな魅力ではないでしょうか。そこには、先人たちが育んできた「こころ」もしっかりと息づいています。日本の自然と文化の魅力を、まず私たち自身が見直し、学び直し、それらを後世と世界の人たちに伝えていきたい。そう思いませんか?
目次
しきたりの基礎知識(神様と仏様を信仰する人びと;月にちなむ旧暦と太陽にちなむ新暦 ほか)
第1章 季節をあじわうしきたり(正月のしきたり;春のしきたり ほか)
第2章 毎日をたのしむしきたり(着物のしきたり;和食のしきたり ほか)
第3章 人生をすこやかに過ごすしきたり(出産と育児のしきたり;成人を祝うしきたり ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさと
7
「しきたり」というと堅苦しく面倒くさいという印象を受けるけれど、お互いがお互いに気持よく、心地よく向き合うルールだと捉えると、特に難しいことではないんだよなぁと思う。2016/01/02
のり
5
世界共通ではない、それが文化。日本国内でも共通ではないしきたりはたくさん。いただきもののお礼は早いほど気持ちが良い。電話でもメールでも形にすることが大事。その時間を惜しまないことでしきたりは受け継がれて行く。2015/05/16
skr-shower
0
お正月に読もうと思っていた・・・こじつけ感のある物も多いが、自分以外の人を不快にさせない知恵。ただ隣街でであっても“常識・しきたり”が違うところが難しい。2025/02/08
tubugya
0
イイネ。金沢と東京のしきたりの違いが特に面白かった。2024/04/07