内容説明
糖尿病の改善に、驚くべき効果を発揮する「糖質制限食」。この物語は、薬なしで糖尿病を克服した「母」と、それを支えてきた家族の絆を描いた実話です。
目次
第１章 糖尿人に仲間入り（血糖値が高い！；クリスマスがやってきた；一番不安だったころ）
第２章 糖質制限食との出会い（食事制限！；糖質制限食って？；糖質なしでは生きられない？；食べられるものは？）
第３章 糖質制限食で元気になった（血糖トモダチ；運動しよう；油は救世主）
第４章 糖質制限食を続けるコツ（はめをはずそう；まさかの姉；なかなか消えない苦労談；思い切って旅行！）
エピローグ（気楽にいこう；快方へ…？；これからしたいこと、たくさん）
著者等紹介
江部康二［エベコウジ］
医師、財団法人高雄病院理事長。１９５０年生まれ。京都大学医学部卒業。京都・高雄病院での臨床活動の中から、ダイエット、糖尿病克服などに画期的な効果がある「糖質制限食」の体系を確立
伊藤きのと［イトウキノト］
イラストレーター。まんが家。９月１８日生まれ、京都府生まれの北海道在住。獣医師のたまごでもある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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時任ウロ
6
私の祖父は糖尿病で足も壊死して亡くなりました。祖母も父も糖尿病。著者の言うとおり、言葉はしっていても中身は理解していない。著者の母の糖尿病を糖質制限食で改善したコミックエッセイ。糖質制限の厳しさを思うと今から少しでも改善した食事をしようと思います。糖尿病は遺伝の部分もありますが、食習慣が似ているということでも発症しやすいのだと思います。2015/06/11
きょう
2
カロリー制限よりは糖質制限の方がラクみたいだが、それでもやはり糖質を摂れないのは辛いだろうな。脂質代謝になってしまえばいいのだろうけど、そこにいくまでが大変そう。でも薬やインスリン注射に頼らずにすむのは凄いことだ。2015/05/31
もっち
1
糖尿病とはどんな病気なのか。なってしまったらどんな生活になるのか。作者のお母さんの実体験が漫画化されていて、わかりやすかった。このたび糖尿病になった活字嫌いの家族もこれなら読めたようで、病気と向き合ってもらう助けになった。また、この病気には糖質制限が有効らしく、そのために食べていいもの悪いものが一覧表にまとめられているのが大変参考になった。2013/08/18
hoko
1
「糖尿病は、食事療法=カロリー制限」と思われている方には、目から鱗の本です。糖尿病は、糖分がよくないのだから、糖質を控える・・・思えばその通りのことです。糖尿病を疑われた母とその家族が、糖尿病に立ち向かう様子を、時に深刻に、時に楽しくマンガで描かれています。この病気や境界型の方、その家族の方、糖尿病との闘いが辛い方におススメの本だと思います。2012/06/10
ゆりあ
0
糖尿病と診断されて、どうすればいいと悩む方にまずオススメの一冊。コミックで読みやすいこともあるが、欧米では糖尿病の治療（完治するということではないが、悪化を防ぐ、または（血糖値の数値を）良い状態に保つために効果的と言われる）に使われているという糖質制限食についての情報が詳しく書かれている。著者の母による体験、具体例が紹介されていて分かりやすい。2016/03/13
