出版社内容情報
最新のデータ分析でピッチャーを解剖!
150名のプロ投手の球質分類一覧も収録
○根性論の時代は終わり、野球はここまで進化した!
「キレがある球」「ノビがある球」「重い球」といった投球を表す表現は、野球を知っていれば誰でも聞いたことがあるでしょう。
これまで個人の感覚や経験による比較論でしか語られていなかった要素が、データ分析によって可視化されるようになりました。
指導者の主観に頼った客観性の乏しい練習を見直すことで、成果を上げているチームもでてきています。
先端の技術を取り入れたこれからの野球の姿を、プロ球団、社会人野球、高校野球と幅広い実態をもとに解き明かします。
○球速の正体のベールをはがす最新の分析機器とは!
ダルビッシュ投手が個人所有していることでも、一躍有名になった球質分析機器のラプソードをはじめ、高度な機器が開発されています。
こうした機器を通じてわかる、回転数・回転軸・回転効率といった、球速を左右する要素についても、解説しています。
内容説明
計測を知ると野球がもっと面白くなる!個人の感覚や経験に頼っていた投球の分析がテクノロジーによる可視化で劇的に進歩した!データ分析の現状から読み解く野球の進化論!
目次
1 データで広がる野球の世界(データ野球の現状;データ分析で何が分かるか)
2 データが示す投手の特徴(投球タイプ1 伸び系;投球タイプ2 伸びシュート系;投球タイプ3 伸びスラ系;投球タイプ4 標準系;投球タイプ5 標準シュート系;投球タイプ6 真っスラ系;投球タイプ7 垂れ系;投球タイプ8 垂れシュート系;投球タイプ9 垂れスラ系;球団投手別タイプリスト;球質完コピのすゝめ)
3 データ活用の最新事例(新時代のコーチング@ネクストベース・アスリートラボ;ソフトバンク 育成王国を支える計測チーム;アマ最強チームENEOSの「2つのデータ」;計測機器は、1人1台時代へ愛工大名電高校;計測で伸びしろを最大化する 立花学園;#計測は力になる ラプソード・ジャパン;;ストレートを捨てた156キロ投手 木澤尚文投手)
著者等紹介
林卓史[ハヤシタカフミ]
朝日大学教授。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学卒。選手として、岩国高校で甲子園出場。1997年に東京六大学野球春季リーグ優勝、日米大学野球選手権に選抜され、優勝に貢献。東京六大学野球通算21勝。日本生命野球部でプレーし、2002年に社会人野球日本選手権優勝。指導者として、慶應義塾大学などで指導を行う一方、投手へのコーチングに関する研究で博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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