内容説明
昨今のアロマセラピーよりもはるか昔から、日本人は暮らしのなかで香りを楽しんできた。樅や杉、ハッカ、琥珀など、意外な原料を加工して香りを利用した歴史を探る。
目次
蒸留法の歴史―まえがきに代えて
クロモジ(黒文字)
ハッカ(薄荷)
ユズ(柚子)
モミ(トド松)
セキショウ(石菖)
コハク(琥珀)
タチバナ(橘)
スギ(杉)
ショウノウ(樟脳)
ラベンダー
ヒバ(桧葉)
著者等紹介
吉武利文[ヨシタケトシフミ]
1955年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史卒業。81年香りの教室「クチュール・パルファン・スクール」に入学、同年インストラクターとなる。調香師・島崎直樹氏に師事。83年川上智子氏とともに「きゃら香房(株)」設立。93年同社を退社してフリーとなり、宮城県大崎市「感覚ミュージアム」、富山県立立山博物館野外施設「まんだら遊苑」など、各種施設やイベントでの香りの演出を次々と手がけ、パヒュームデザイナーの道を開拓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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