出版社内容情報
授業の達人二人が語った、教師がもっておきたい大切な心得
本書の概要
田中博史と盛山隆雄――。授業の達人二人が、授業づくりや学級づくり、子どもとの接し方について、筑波大学附属小学校での経験をもとに余すことなく語り合っている。若手もベテランの先生もすべての方に読んでもらいたい本!
本書からわかること
自分の心の中から湧き出るものがないと技術や形式だけまねても駄目です
筑波小時代、授業や学級経営において数々の革命を起こしてきた田中先生の言葉です。真に子どもに向き合うとはどういうことか。困ったり悩んだりする子たちに寄り添い、愛情をかけてきた先生だからこそ言える言葉が、本書にはたくさん詰まっています。
さらに、子どもが輝く授業のつくり方や、一人ひとりの個性が生きるクラスのつくり方の秘訣も大公開しています。
子どもたちがやりたいと思うことを本気で応援して実現させてあげる
現在、筑波小で多くの先生方を魅了する授業を行っている盛山先生の言葉です。田中先生の薫陶を受けた盛山先生ならではの授業づくり、子どもとの付き合い方のお話は目から鱗。また、お二人だからこそ話せる教師としての在り方も、とても参考になるのではないでしょうか。
とにかく、読んでいる方の心に刺さる言葉がたくさん出てきます。何よりも子どものことを想う、熱いお二人の教育観をぜひ堪能してください。
こんな先生におすすめ
学級経営に悩まれている先生
授業づくりに関心のある先生
スクールリーダーに興味がある先生
内容説明
授業、学級経営、子どもとの接し方。授業の達人二人が語った、教師がもっておきたい大切な心得。
目次
第1章 子どもとの距離の取り方(困っていることを具体的に話す;友達感覚で子どもに接するメリットとデメリット ほか)
第2章 子どもと対話を楽しむ授業(授業ではもっと浅はかなことをしよう;子どもをムキにさせる ほか)
第3章 子どもが変わる接し方(子どもの個性の生かし方;間接的なたとえで子どもに気付かせる ほか)
第4章 子どもが夢中になる算数授業(シンプルな授業でも盛り上がる;難しくなってきたら簡単な話に戻す ほか)
第5章 子どもと創るこれからの授業(共有ツールを使った学び方改革への挑戦;どうすれば全員の考えをうまく共有できるか ほか)
著者等紹介
田中博史[タナカヒロシ]
「授業・人」塾代表、学校図書教科書監修委員。1958年山口県生まれ。元筑波大学附属小学校副校長、元全国算数授業研究会会長。主な活動は、教員研修や子育て支援セミナー。また子ども用教材「算数の力」(文溪堂)の監修経験から教材教具を活用した算数授業づくりセミナーや、教具を使った遊びを通して行う学級づくりのセミナーなど幅広い活動を全国で展開している。これまで筑波大学や共愛学園前橋国際大学、さらには各地の大学での特別講義などを通して出会ってきた大学生やその卒業生、さらにはそのつながりから広がった初任者を含む若手教員たちとのサークル活動の支援なども全国で開催。また、教育委員会主催の管理職研修会、研究主任研修会などスクールリーダー育成、さらには保育園や市民大学などで保護者対象の子育て支援セミナーなど、「人」を育てることに取り組む様々な立場の方を応援している
盛山〓雄[セイヤマタカオ]
筑波大学附属小学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。