内容説明
なぜパラオは世界一の親日国なのか。日本人が忘れたものを取り戻せ!太平洋戦争で米軍相手に勇猛果敢に戦い、パラオ人の心を動かした日本軍の真実の姿!
目次
第1章 日章旗と月章旗―かつて日本が統治した地
第2章 不撓不屈の死闘―寄せられる賞賛と感謝
第3章 鏡のような海面に夕陽は落ちて―美しきペリリュー
第4章 もう一つの激戦の島―アンガウル
第5章 パラオにはためく日の丸の波―両国の未来のために
著者等紹介
井上和彦[イノウエカズヒコ]
ジャーナリスト。1963年(昭和38)滋賀県生れ。法政大学社会学部卒。専門は軍事・安全保障・外交問題・近現代史。執筆活動のほか各種バラエティー番組やニュース番組のコメンテーターも務める。“軍事漫談家”の異名を持つ。産経新聞「正論」欄執筆メンバー。フジサンケイグループ第17回「正論新風賞」受賞(2016年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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depo
3
世界一の親日国「パラオ」。パラオは1885年にスペインに領有宣言され、1899年に独逸に売却された。第一次大戦後国際連盟の委任統治として日本が統治し、第二次大戦後には国際連合の信託統治としてアメリカに統治された。1994年に独立したが、その時、国旗として制定されたのが色は異なるが「日章旗」とそっくりの「月章旗」だった。なお、首都のあるマルキョク州の州旗は旭日旗をモチーフにしたものだという(p192に写真がある)。2021/06/30
たかしゃん
1
激戦地ペリリューとアンガウル。ご遺骨の写真を見ていると、自分の子と変わらない年齢の若者が散っていった事実に辛くなった。未だに各地の戦場で祖国への帰りを待つご遺骨があると思うと胸が痛いです。2022/09/03