目次
第1章 温故知新―生活科はどのようにして誕生したか(生活科の背景となる教育の思想や実践「前検討段階」;小学校低学年教育への着目「揺籃段階」 ほか)
第2章 生活科の成功を支えたもの(生活科の検討の一貫性・継続性と体制;生活科の成功につながったと考えられる要素)
第3章 教育の歴史が動くとき―新教科誕生の軌跡(新教科「生活科」の根源;戦前と戦後をつないだ合科・総合 ほか)
第4章 生活科を充実・発展させるために―生活科が生まれた経緯とその理念をこれからに生かす(小学校低学年に誕生した生活科の理念;内容選択の具体的な視点の生成過程 ほか)
第5章 生活科の授業を充実・発展させるために(子どもの知的好奇心;体験活動と言語活動の充実 ほか)
著者等紹介
吉冨芳正[ヨシトミヨシマサ]
明星大学教育学部教授。福岡県出身。専門は教育課程論、教育課程行政。文部科学省で小学校教育を中心に教育課程、道徳教育や特別活動、生徒指導などを担当。平成元年の生活科の新設をはじめ数次にわたる学習指導要領や指導要録の改訂、学校週5日制の導入、体験活動の充実などに携わる。その後、千葉県富里市教育委員会教育長、国立教育政策研究所総括研究官を経て現職
田村学[タムラマナブ]
文部科学省教科調査官。上越市立大手町小学校、上越教育大学附属小学校で生活科・総合的な学習の時間を実践、カリキュラム研究に取り組む。平成17年4月より、生活科・総合的な学習の時間担当の調査官。日本生活科・総合的学習教育学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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藤原 達矢