新釈養生訓―日本人が伝えてきた予防健康法

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新釈養生訓―日本人が伝えてきた予防健康法

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569819129
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0012

出版社内容情報

江戸時代の健康指南書は、いまも通じる健康法が満載! 現代医学とアーユルヴェーダに精通した訳者が、現代風に読み解く!!

【著者紹介】
江戸時代の本草学者、儒学者

内容説明

現代医学とアーユルヴェーダに精通する医師が該博な知識から読み解く、健康で幸せに長生きするための指南書。

目次

総論
飲食
飲酒
飲茶・喫煙
鎮色欲
五官
二便
洗浴
慎病
択医
用薬
養老
育幼

著者等紹介

蓮村誠[ハスムラマコト]
マハリシ南青山プライムクリニック院長。1961年生まれ。東京慈恵会医科大学卒業、医学博士。医療法人社団邦友理至会理事長。オランダマハリシ・ヴェーダ大学、マハリシ・アーユルヴェーダ認定医。特定非営利活動法人ヴェーダ平和協会理事長。東京慈恵会医科大学病理学教室および神経病理研究室勤務後、1992年オランダマハリシ・ヴェーダ大学、マハリシ・アーユルヴェーダ医師養成コースに参加。現在、診療にあたる傍ら、マハリシ・アーユルヴェーダ医師養成教育、全国各地での講演活動、書籍執筆など、マハリシ・アーユルヴェーダの普及に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AMU

16
「好きなものにあったり、飢えているときに、味のよいものやめずらしいものにあったときは、品数が多くならんでいたとしても、ちょうどよくたべすぎないように、かたくつつしんで節度を越えないようにするべきです。」食べるという行為がこころが持つ欲に支配されないように。特に年末年始。 2017/12/26

めん

8
江戸時代の書物である養生訓だが、新釈のためか読みやすい。編訳者は、現代医学とアーユルヴェーダに精通する医師と。副題に「予防健康法」とあり、脚色の影響なのか原本のままなのか、今に通ずる健康維持法の内容が多い。飲食の巻では、・口は禍と病のもと・節度を超えて食べすぎない・食後にからだを動かす・夕食は少なく、など。総論の巻では・天寿はつつしみによる・こころに主人をもつ、など。いずれも耳にすることが多い言葉だが、心にとめずに行動している。江戸時代から変わらぬことは、繰り返し、振り返る必要がある事柄と感じた。図書館2021/02/07

getsuki

6
江戸時代の儒学者・貝原益軒が健康と養生について説いた一冊。江戸時代と現代とでは食や住環境などかなりの違いがありますが、益軒の説く「養生」は現代における予防医学に通じます。うまく取り入れのはいいことではないかなーと。2015/06/01

らる

5
養生の本質は与えるのではなく、取り除くこと。酒、食、性欲等の欲をつつしむことである。養生を志すなら、こころにつねに主人を置くこと。主人がいれば怒りを抑え、欲を防ぐことができ、間違いは少ない。2019/12/30

Hirouch

5
個々の細かい訓示は土地・時代・気候風土・文化などに影響されており、所違えば対処法も違うわけでさらっと流しました。養生訓が書かれた江戸時代と、現代とを比べたら違って当然です。養生訓には古くなった食物が身体にとっていかに有害かが何度も述べられていますが、冷蔵庫のない世界であれば容易に想像ができます。それよりも、普遍的な本質部分を抽出して自分の生活に役立てるべきです。養生訓で学んだことは、何事にも中庸を大事にしろ、ということです。補うことと控えることのバランスが重要で、良いこともやりすぎると害になる、と。2015/04/07

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