目次
第1章 今、なぜ食文化なのか
第2章 主食の確保と食べ方
第3章 集まって食べると、なぜ美味しい
第4章 民族による食べ方の違い
第5章 各国料理の歴史と特長
第6章 調理器具と、食器の多様化
第7章 料理様式と献立
第8章 エスニック料理
第9章 美味しさの秘密を探る
第10章 食卓の演出と食事作法
第11章 異文化の食べ物を理解する
第12章 宗教による食べ物の禁忌
第13章 人の移動による新しい食の創造
第14章 日本の食の生い立ち
第15章 嗜好飲料と菓子
第16章 微生物を利用する知恵
第17章 変貌を続ける家庭の台所空間
第18章 どうなる食のライフスタイル
第19章 21世紀の調理文化の展望
第20章 どこまで続く飽食の時代
最終章 代用食への考察―永山久夫(食文化史研究家)
著者等紹介
岡田哲[オカダテツ]
1931年9月、横浜に生まれる。1956年、東京大学農学部農芸化学科卒業。1956~90年、日清製粉株式会社勤務。食文化史研究家。2019年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
本質:食文化定義 風土影響 食材選択 調理技術 食器文化 食事作法 食のタブー 食習慣 味覚形成 伝統料理 歴史と変遷:狩猟採集 農耕革命 牧畜 食品工業 主食確立 地域特産 外来影響 食文化変遷 食料確保 料理発展 食と社会:共食意義 祝祭料理 宗教食 食事儀式 社会結束 食文化交流 食育 伝統食 食卓マナー 家庭料理 世界:箸食文化 手食文化 ナイフフォーク文化 料理技術 調理器具 食の禁忌 発酵食品 現代:健康志向 食品ロス 代用食 環境配慮 未来食文化 食の多様性 機能性食品 エスニック料理2025/03/14
ぞだぐぁ
1
日清に務めていたことのある食文化史研究社が以前に書いた本を一問一答形式に再編していた物を、著者が亡くなってから出版した物。 「異文化の食べ物を理解する」と言う章を設けて他の食文化への偏見について注意している割には、「アメリカの悪しき食習慣を取り入れ過ぎていないでしょうか」と書いていたりする。2025/03/04
Witch丁稚
0
食文化とは何か、現代世界の主食類型、世界四大料理圏(中国料理圏、インド料理圏、ヨーロッパ料理圏、ペルシャ•アラブ料理圏)、共食における食事作法の発祥と神、ケは粒食•ハレは粉食(餅)、土産土法、手食文化圏•箸食文化圏•ナイフフォークスプーン食文化圏、手食は火傷防止にもなる。中国と韓国とベトナムと日本の箸の違い、テーブルクロスはナイフによるテーブルの傷隠し、中国の食の歴史ダイジェスト、紀元前2世紀のアピキウスによる古代ローマの料理書と世界初の料理学校、2025/03/12
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- 和書
- abさんご