内容説明
砂糖の歴史から、経済、種類や科学的な特質、料理から健康まで、身近な調味料「砂糖」を総合的にわかりやすく解説。
目次
第1章 人と砂糖(甘味料としての歴史;砂糖と経済)
第2章 砂糖とは(砂糖の種類と製造法;砂糖の物理・化学的性質;砂糖から作られる製品―低分子製品;砂糖から作られる製品―高分子製品;砂糖から作られる製品―砂糖の化工品)
第3章 調味料としての砂糖(調理加工における砂糖の役割;料理で砂糖を上手につかうコツ)
第4章 砂糖と健康(砂糖とからだ;砂糖と健康)
著者等紹介
日高秀昌[ヒダカヒデマサ]
松谷化学工業(株)顧問
岸原士郎[キシハラシロウ]
神戸大学名誉教授
斎藤祥治[サイトウショウジ]
精糖工業会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぺぽかぼちゃ
5
仕事上、必要に迫られて。 砂糖の歴史、経済、現在の製造方法、効果などについて書かれている。しかし、買っておいてなんだが、これらの情報を一度に必要とする人がどれだけ? 個人的には製造方法は仕事の役に立ちそうだが、歴史の部分は読み物として面白いので、もっと物語性を持って書いてくれれば。2013/12/31
Ryotaro Tsunekawa
1
砂糖とショ糖の違いってなんだっけ、と読み始め。砂糖の歴史から経済、工業、化学や調理、健康に至るまで網羅した、タイトル通りの砂糖の事典。甘味料としてしか捉えてなかったのだけれど、それだけじゃない砂糖の働きにびっくり。全部頭に入れば砂糖博士になれること間違いないです。後半は資料として読むと良いか。2021/01/05