内容説明
解析する対象によって、さまざまな手法を用いる統計解析。でも、基礎的な考え方が身についていればより高度なことも必ず理解できます。
目次
臨床研究のデザイン―「飲んだ。治った!効いた!!」じゃなんでダメ?
統計の「ものさし」とは?―どっちがえらい?どうやって測る?
偏差値に光を!―いつも、悪者扱いされるけど…
有意水準と仮説検定―もう、我慢の限界です…
割合の検定―支持率はチェンジしたか?
連続データの差の検定(t検定)―神のみぞ知ること、人間でもわかること
あるなしデータの差の検定(カイ2乗検定)―いったん、すべてを忘れよう
推定の考え方―変わった!わかった。で、どのくらい?
割合と平均値の区間推定―またぐか、またがざるか、それが問題だ
オッズ比とリスク比―ギャンブルだけじゃ、ありません
相関と回帰1―風が吹いた。桶屋はどうなった?
相関と回帰2―合コンで裏切られるのはなぜ?
感度と特異度―「絶対確実」?なHIVテストとは?
統計の限界と誤用―誰にでも間違いはある。でも、少ない方がいい
著者等紹介
五十嵐中[イガラシアタル]
1979年東京都生まれ。2002年3月東京大学薬学部卒業。2008年3月東京大学大学院薬学系研究科博士後期課程修了。2008年4月より、同大学院特任助教に着任(現職)。専門は医療統計学・医療経済学・薬剤経済学
佐條麻里[サジョウマリ]
1985年東京都生まれ。2008年3月東京理科大学薬学部卒業。現在、東京大学大学院薬学系研究科博士後期課程在籍。脳の発達について研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- インドクリスタル