創元SF文庫<br> あがり (新装版)

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創元SF文庫
あがり (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488745042
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

第1回創元SF短編賞受賞作収録

〈北の街〉のふるい総合大学。
ここには今日も、小さな不思議があふれている。

『シュレーディンガーの少女』
『山手線が転生して加速器になりました。』などで
注目を集めるアイデアSFの名手・松崎有理のデビュー作

舞台は〈北の街〉にある蛸足型の古い総合大学。語り手の女子学生と同じ生命科学研究所に所属する幼馴染みの男子学生が、一心不乱に奇妙な実験を始めた。夏休みの研究室で密かに行われた、世界を左右する実験の顛末は? 第1回創元SF短編賞を受賞した表題作をはじめ、少し浮世離れした、しかしあくまでも日常的な空間――研究室を舞台に贈る、大胆にして繊細なアイデアSF連作全6編、新装版。

内容説明

〈北の街〉にある総合大学を舞台に起こるSF事件の数々。生物学実験室では遺伝子実験が思わぬ終末をもたらし、数学科ではリーマン予想に挑む研究員が悲しい恋を迎え、文学部社会学科では「幸運・不運」予測が幸せを運んできて、大学病院の地下迷宮では夏休みの小学生たちがイマジナリー・フレンドと出会う。第1回創元SF短編賞受賞作に始まる松崎有理のデビュー作品集を新装版で贈る。

著者等紹介

松崎有理[マツザキユウリ]
1972年茨城県生まれ。東北大学理学部卒。2010年「あがり」で第1回創元SF短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Shun

31
松崎有理デビュー作の短編集新装版。著者の作品は3冊目になりますが、本作では同じ街そして同じ大学内での物語という特徴があります。著者の専門であるためか出てくる用語や理論は極めて専門的でどこからSFなのか判然としない部分はありましたが、大学または大学院という一応特殊な環境での日常の光景とフィクションが見事に融合した小説となっています。大学を舞台としたミステリやSFは数多くあれど、この作品ほど大学内での研究や日常生活に密着して書かれた小説は読んだことがない。論文執筆自体をテーマにした作品というのも面白い。2025/05/17

イシカミハサミ

18
日本列島の北の方にあるとある大学と その周囲の町を舞台にした連作短編集。 仮説・実験・実証にSFを少々。 時系列を使った仕掛けも少々。 個人的には文庫が絶版で手に入らなかった 代書屋のミクラくんに会えたので、 非常に満足できました。2025/06/02

ソラ

7
【読了】B この作者の作品は面白そうだなと思いつつも実際読んでみるとちょっと合わないということが続いたものの、この作品はしっくり来た感じでとても良かった。2025/06/22

うさみP

6
それでも地球はまわっているように、少し不思議な理系の日常。北の街ある蛸足大学(大学施設が街に点在する)を舞台にしたそれぞれは独立した連作短編集。わかりやすい結果を出さなけれは問答無用でクビという『出すか出されるか法』の世相のなかで(会社員より過酷かも)、研究者の代わりに論文を執筆する『代筆屋』はなかなか面白かった。大学での研究生活の一端は楽しめたものの、それが物語として面白いにイマイチ届いていないかな?2025/09/16

taro

4
著者の「シュレーディンガーの少女」から入ったので、少し読みにくさが先行し読み終わるのに時間を要した。SFではあるが、どちらかというと地方理系大学の悲哀を感じさせる内容。そんな中でもミクラくんは明るく代書屋の仕事に励んでいるし、「へむ」のふたりも新たにその道に進み始め、暗い結末多い話が多い中、希望を感じさせる終わり方でちょっと安心。2025/10/29

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