出版社内容情報
【解説】
昭和28年、兵庫県但馬地方の町立中学校の社会科教師となった新米先生は、「髪の毛が少し長い、大きな口で大きな声を出す、短足だが運動神経がわりと発達している」ことからライオン先生とあだ名をつけられる。 それから40年余、子どもたちの非行の原因を見きわめ、差別と闘い、夜遅くまでの家庭訪問など、獅子奮迅の活動の日々を過ごしてきた熱血先生の赤裸々な実践記録。教育の荒廃が叫ばれるいま、私たちはこのライオン先生の生きざまから学ばねばならない。
【目次】
第1章 教師誕生
第2章 暴力教室事件
第3章 越境入学
第4章 同和教育室、そして
内容説明
非行と闘い、差別と闘った熱血先生の体験記。非行の原因を見極め、夜おそくまで家庭訪問して親たちと語り合い、同僚の先生と熱心な議論をくりかえす日々―。ここには教師の原点がある。教育の荒廃が叫ばれるいま、私たちはこの人の生きざまから真摯に学ばねばならない。
目次
第1章 教師誕生(新米先生;再就職;ライオン先生 ほか)
第2章 暴力教室事件(荒廃した学校;着任の日;始めた家庭訪問 ほか)
第3章 越境入学(校長のひとこと;抵抗する親たち;学校とPTA ほか)
第4章 同和教育室、そして(身元調査事件;市職員就職差別事件;変わる行政姿勢 ほか)
著者等紹介
本庄勇[ホンジョウイサム]
1928年京都府生まれ。兵庫県関宮町と神戸市で、一貫して中学校の同和教育に打ち込み、生徒や親から「ライオン先生」と慕われる。『ライオン先生一代記』は、教育の根っこを考えさせる生き生きとした実践記録になっている。神戸市在住
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