創元SF文庫<br> 銀河英雄伝説〈9〉回天篇

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創元SF文庫
銀河英雄伝説〈9〉回天篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 363p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488725099
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

前指導者の遺志を継ぎ、共和政府を樹立した不正規隊の面々。司令官職を引き受けたユリアンは、周囲の助力を得て、責任を全うすべく奔走する。帝国では皇帝暗殺未遂事件が発生、暗殺者の正体を知ったラインハルトは過去に犯した罪業に直面し、苦悩する。そして新領土総督ロイエンタール謀叛の噂が流れるなか、敢えて彼の地に向かうラインハルトを、次なる衝撃が待ち受けていた。

著者等紹介

田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。78年「緑の草原に…」で幻影城新人賞受賞。88年「銀河英雄伝説」で第19回星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

104
こんなにも短い時間の間に次々と英雄が亡くなっていくとは...。この物語の英雄たちは、誰もが戦場にいるときが一番活き活きと輝いているんです。でも、戦いには敗者が付いて回るもの。そんな彼らを見ていると、平家物語の一節 "盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず" が思い出されてきます。それにしても、自由惑星連合に続いてローエングラム王朝も衰退していってしまうのでしょうか。それとも、ユリアンや新たに産まれたラインハルトの子に次の物語が託されていくのでしょうか。あと1巻で完結です。どうなるのでしょう?2021/12/28

おかむー

92
全10巻の物語もいよいよラスト前、前巻の衝撃をを受けてなお最終巻への単なる橋渡しにはならない展開はさすが。『よくできました』。シリーズ前半から存分に伏線が張られていた期待の高いロイエンタールの叛乱。相打つ双璧となったミッターマイヤーの苦悩と戦後のほろ苦い救いが光るだけに、「ラング、地球教といった小物の陰謀に踊らされてやむなく叛く」という印象になってしまった導入が少々もったいない。とはいえ、戦乱が終息へ向かうなか、持てる力を尽くしたという意味では軍人の本懐ともいえるのか。2017/10/13

かえで

83
シリーズ9巻目。「遅いじゃないか...」前巻であれだけのことがあったのに、今回も大きな出来事が起こります。終盤ということもあり、思い入れのあるキャラクターたちがどんどん退場していって辛い。悲しいけど、これって戦争の話なのよね..とページをめくるたびに実感せずにいられない。登場人物たちの生き様に強く惹かれます。次でいよいよ最終巻。この壮大なスペースオペラがどのように終息するのか..楽しみです。読み終わってしまうのがさみしいけど、楽しみです。2018/07/23

金吾

57
○物語がラストスパートに入ったことを認識させる一冊です。組織の規模が大きくなると上下の意思疏通は困難になり、功臣が反乱を起こしたり処刑されることは歴史上多数の例があり、それに付言した話かなと思います。ラインハルトはリアリティーを追究すればいい軍隊の指揮官に向いているのかもしれませんが、施政者としては性善説すぎ向いていないかもしれないと思いました。2020/07/05

ふみあき

53
約25年ぶりの再読だと思うけど、当時と比べてロイエンタールの死の場面の印象が随分変わった。最初で最後の我が子との対面に涙腺が緩んだのは、私も父親になったためか。トリューニヒトは最高に魅力的なヒールだった。そして地球教恐るべし。何だかんだで歴史を動かしまくってる。しかしグリルパルツァーはなぜ、戦闘開始前に内応する旨をミッターマイヤーに伝達しなかったのか。マリーンドルフ伯爵が心中で、娘に求婚するカイザーを「天才少年」と呼んだのには笑った。この一件以降、ラインハルトが急にちっちゃく見えるようになったのは私だけ?2021/08/28

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