出版社内容情報
風の邪神イタカを退け、ふたたび時空往還機に乗り探索の旅へと出立したド・マリニーとモリーンが、ボレアに帰還した。そこへタイタス・クロウからメッセージが入る。「クトゥルー邪神群、決起のとき迫る!」地球を、そして全宇宙を救うため、ド・マリニーは善なる旧神たちの棲み処、いずこともわからぬ〈エリシア〉へと旅立つのだが……。〈タイタス・クロウ・サーガ〉堂々完結! 解説=鵺沼滑奴
ブライアン・ラムレイ[ブライアン・ラムレイ]
夏来健次[ナツキケンジ]
内容説明
風の邪神イタカを退け、ふたたび時空往還機に乗り探索の旅へと出立したド・マリニーとモリーンが、ボレアに帰還した。そこへタイタス・クロウからメッセージが入る。「クトゥルー邪神群、決起のとき迫る!」地球を、そして全宇宙を救うため、ド・マリニーは善なる旧神たちの棲み処、いずこともわからぬ“エリシア”へと旅立つのだが…。“タイタス・クロウ・サーガ”堂々完結!
著者等紹介
ラムレイ,ブライアン[ラムレイ,ブライアン] [Lumley,Brian]
1937年イギリス・ダーハム郡生まれ。職業軍人として勤めるかたわら、小説を執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sin
55
回りくどい探索の旅もやっと終わってくれた┐( ̄ヘ ̄)┌ラヴクラフトは表現し得ぬ恐怖をほのめかしたが、ラムレイは描き足りない冒険の数々を暗示するばかりで、もはやこれは冒険活劇というより紀行文?いや解説文に過ぎないのではないか?おまけにうんざりするほど飾りたてられた登場人物の美化…物語は邪神の百鬼夜行でクライマックスを迎えてサイクルにかけたダジャレで幕を閉じる!2017/05/20
Takashi Edamoto
2
ある意味において期待通りの内容。 これでもうタイタス・クロウシリーズが出なくなるかと思うとほっとする。 ブライアン・ラムレイには早くまともな神話もの、ホラーを書いてほしい。2017/03/30