出版社内容情報
母を連れ去ったのは、ハンターの反逆者ヴァレンタインだった。美しいハンターと、幼なじみの間で揺れるクラリー。息もつかせぬ迫力で迫る大型ファンタジーシリーズ第一弾。
内容説明
母がさらわれ、家には怖ろしい妖魔が。シャドウハンターたちのもとに身を寄せたクラリーは、彼らが反逆者ヴァレンタインのせいで失われた伝説の宝、天賜の杯をとりもどそうとしていることを知る。驚いたことに、クラリーの母もかつてはハンターだったのだ。美しいハンターのジェイスと、幼なじみの間で揺れるクラリー。息もつかせぬ迫力で迫る大型ファンタジーシリーズ第一弾。
著者等紹介
杉本詠美[スギモトエミ]
広島大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
siva
16
映画を見たので、原作も。一部ティーンエイジャーなら熱狂的に歓迎しそうな要素がてんこ盛り。天使と人間のハーフであるシャドウハンターが人間には見えないところで妖魔と戦うストーリー。魔法使い、人狼、吸血鬼、妖精、禁断の恋にBLまで…笑作者はきっとジャパニーズカルチャー好き。ゲームの世界にスターウォーズ、ハリポタ要素もあり、YAですが楽しめたので続編へ…2015/08/02
こめっこ
14
人間、シャドウハンター、吸血鬼、人狼などがいる世界の話。「トワイライト」が好きならおすすめです。出生の秘密、三角関係などお決まりのストーリーですが面白かったです。映画化されるので予告編をみてみると世界観がよくわかりました。特にモンスターの形状とか。2013/09/02
mayuri(Toli)
13
話の展開や筋よりも、登場人物たちの人間関係を楽しみながら追っていくのが個人的な楽しみ方でした。複雑で愛憎入り乱れる関係は、本当に面白いです。 個人的にはお気に入りキャラのアレクとマグナスが、下巻はあまり活躍してくれなかったのが残念。次巻に期待ですね。アレクとマグナスといえば、余談ですが作者のHPで、二人の初キスの様子を描いた「kissed」という短編が公開されています。初デートの約束まで取り付けて、その初デートの様子は10月に電子書籍で短編が発表される予定。読みたい……! 2013/08/15
Yoko
9
上下巻まとめて。「禁断」というワードに女子は弱いんだが、ちょっと盛り上がりに欠けるかな。アクションシーンの連続で心情描写が弱いような。それぞれの行動に説得力も足らず。久々に手に取ったダークファンタジーへの期待が高すぎたか…。続編に手が伸びるか怪しいわー。2017/07/12
たみき/FLUFFY
7
後半の展開は、少しだけ予想外だった。このままもしや禁断の恋とやらに進むのか?と思いきや、意外と素直に状況を受け止めるのか。ルーク(ルシアン)が良い。彼の活躍が後半にたっぷりあるのは良かった。身体の振動が伝わって、相手が笑っているという表現か多いのは気のせいかしら(笑)2014/04/13
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