出版社内容情報
放課後の茶道華道部の部室で、誰もいないはずなのに「さまようツボ」と呼ばれる壺が割れた。美術部の新入部員である、俺・中内は、なりゆきで部長の葉山先輩と、このちょっとした事件を探ることに。同じ美術部新入部員で幼馴染み・岩境ひなには、ある特殊な能力があって……。葉山くんは三年生に進級し、新たなキャラクター、新たな名探偵候補たちが、市立高校内外を駆け巡る! 好評シリーズ最新作。
【目次】
内容説明
茶道華道部の活動場所である作法室で、誰もいなかったはずなのに壺が割れた「さまようツボ」事件。これが市立高校に入学したばかりの俺・中内修太郎が出合った最初の事件だった。美術部の三年生・葉山先輩は、手慣れた様子で調べ始め…!?他に幼馴染みの岩境ひなが巻き込まれた、男子バスケ部の部室での奇妙な盗難事件など、市立高校内外での事件と謎を巡る、シリーズ最新刊。
著者等紹介
似鳥鶏[ニタドリケイ]
1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選しデビュー、〈市立高校シリーズ〉として人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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akky本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
40
久しぶりのシリーズ。どこまで読んでたかわからないけど、最新刊ということで。1冊目を読んだ時って紙の本でめっちゃ小さい字だったし、携帯すらあったのか?みたいな雰囲気だったのに、いつのまにかスマホとかGPSとかなんだなー。19年前の作品なのかー。サザエさんみたいにずっと学生かと思うと柳瀬さんも伊神さんも卒業してるし、新入生は入ってくるし、時代は加速度的に進んでる!動物園シリーズの新作読みたいです。2026/02/19
nyanco
31
「市立高校シリーズ」の最新作。このシリーズ、初期のものは未読のまま 東京創元文庫らしいシリーズ 私立高校の茶道華道部の部室から始まるミステリー 最初の謎は未解決のまま、ラストまで持っていくため、もやっと感がページを捲らせて構成が巧い。似鳥さんらしく高校生たちのキャラクターが良く、高校の雰囲気は明るい。それと事件との対比が良い。二転三転する謎の答え、あぁ、と思ったのにまた騙される。第3章「無からは何も湧かない」でまんまとやられました。過去作品、読んでいきたいなぁ(手元の積読が多すぎるけど) 2026/03/16
kk
23
みんな大好き「市立高校シリーズ」久しぶりの最新巻。これまでずっとパタパタのいじられキャラだった葉山君、すっかり頼もしくなっちゃって、ちょっと何だかなぁとも思われましたが、伊神先輩が登場するや、やっぱりいつもの弱キャラに。安心しました。男子高校生のウダウダな心情や世の中の人情などに対する微に入った眼差しにはいつもながら感心。しょーもない後書き、今回も秀逸でした。何年も待たせずに、さっそく次のに取り掛かって頂きたいものです。2026/03/01
だるま
17
市立高校シリーズの久しぶりの新刊。私はこのシリーズは初期の数作しか読んでいなくて、(似鳥さんはノンシリーズの方が面白いと思う)そのせいかレギュラー陣にイマイチ感情が入らなかったが、軽快な文章と自然な会話体はやはり心地良い。校内の部活の一室で割れたツボ。そこが密室だったので、主人公の中内と先輩達が色々推理していく。雑誌掲載の第一章で一応解決するが、その後は書き下ろしで解決をひっくり返し、そこに盗難事件等も絡んで来て・・・。うーん。標準作かなあ。それよりいつものあとがき。9割位、御自分の方向オンチの話。最高。2026/03/13
本の蟲
16
お久しぶりの「市立高校シリーズ」は、新キャラである新入生目線でのスタート。見かけによらず頭が切れ、美人な彼女までいる「三年生」の葉山君と校内で発生した事件の謎と解いていくが…。同作者『名探偵誕生』のような展開を期待したが、相変わらずの迷走っぷりに泣ける。葉山君の成長は著しいが、やはり伊神さんが強すぎ。柳瀬さんとの付き合いは順調そうで結構だが、俺は翠ちゃん推しなんだ。出番がなくて残念。結局、市立高校は受けなかったのかな? のんびりしたペースで続巻が出るシリーズなので、気長に再登場待ってみる2026/02/04
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