内容説明
秀吉配下の豪の者、民を思うこと深き内政の巧者、そして熊本城築城の英雄。さまざまな側面をのぞかせる加藤清正の一生涯とは―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
44
秀吉さんにどこまでも忠実な武将。そんなイメージの清正さん。落語好きの自分には子別れなどに出てくる「清正公さまの申し子」系で親しんでいるお方ですが、いやあこんなふうに一冊にまとめるのは大変だったろうな。彼の死因にはいろいろな説がありますが、ここでは急死した、という事実が淡々と紹介されていました。巨大だった説ではなく普通の背丈だった説が今は有力なんですねえ。研究に基づいて丁寧に作られているのが伝わってきました。面白かったです。娘さんからのコメントなし。2022/10/13
bianca
38
豊臣家への真っ直ぐな忠誠心。朝鮮出兵では飢えに苦しんだ。その経験からか生涯粗食を通した。虎を狩って秀吉に献上したり、幼少(夜叉若の頃)は、鬼の面を被って盗賊を追い払ったり、その他にも武勇伝が多い。武術だけでなく城の普請(工事)に興味を持っていた。熊本城を築城した。いつか見に行ってみたいものだ。2015/05/18
布遊
30
虎退治の印象しかなかったけれど・・熊本城や名古屋城建築に関わっていたのですね。秀吉に対する忠誠心にも感服。2026/08/11
りらこ
21
築城名人の加藤清正。歌を歌って石を引っ張ればよいなどの人の心理的な工夫ではなくおそらくだけど、空間認知能力が高い人なんだろうと思っている。ただ倫理観などは戦国の人なので、豆知識からわかる清正像は卑怯だと感じる現代人。秀吉による恩賞に文句ある清正、血縁による位置関係を理解していなかったとあるけど、それって30歳の時じゃないの。大人だよね、七本槍よ。まああれだけ盲目的に豊臣家となれば理由つけて家康に遠ざけられるよねと感じつつ。やっぱり朝鮮出兵は納得できない現代人のわたしだ。2026/10/19
鈴
20
来週熊本城に行くので、予習を兼ねて息子に。秀吉同様、こちらも読み聞かせ。秀吉よりはわかりやすくて、わからない言葉の説明も少しで済んだ。清正がやたら美男子に描かれており、実際はどうだったかわかんないのに、息子「おれ、信長より好きになりそう」と喜んでいた。熊本城を見るのがとても楽しみになった様子。読んでよかった。2015/03/27




