創元推理文庫<br> 魔眼の匣の殺人

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創元推理文庫
魔眼の匣の殺人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 428p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488466121
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



今村 昌弘[イマムラマサヒロ]
著・文・その他

内容説明

「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」人里離れた施設に暮らし、予言者と恐れられる老女は、その日訪ねた葉村譲と剣崎比留子ら九人に告げた。直後、彼らと外界を結ぶ唯一の橋が燃え落ちて脱出不可能に。予言通りに一人が命を落とし、さらに客の女子高生が予知能力者と判明して慄然とする葉村たち。残り48時間、死の予言は成就するのか。ミステリ界を席捲したシリーズ第2弾!

著者等紹介

今村昌弘[イマムラマサヒロ]
1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!2018年版』、“週刊文春”2017年ミステリーベスト10、『2018本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞「小説部門」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

216
★★★★★★★☆☆☆特殊設定ミステリブームの火付け役となった『屍人荘の殺人』の続編となるシリーズ第2弾。謎の組織・班目機関を追って〝魔眼の匣〟を訪れた葉村と比留子は、その地で予言者の老婆と出会うが…。前作ほど奇抜ではないものの、予言により死者数と性別が定められた中での殺人劇という点では、今作も特殊設定ミステリといえる。犯人特定のきっかけが万に一つも起こり得ない偶然だったことと、ロジックを重視するあまり動機が破綻気味なのが惜しいが、伏線回収の鮮やかさは健在。卵割りをシャドーで練習する比留子さんが地味にツボ。2022/08/21

ナルピーチ

202
シリーズ第二弾も圧倒的な著者のスキルが際立つ本格ミステリー!!本作のテーマは“予知と予言”。斑目機関の謎を追う為にとある村を訪れた剣崎と葉村。村には的中率100%の予言者が暮らしており「あと2日のうちに、この地で四人死ぬ」そんな予言をする。二人はこの予言を回避しつつ犯人を見つける事ができるのか。後半にかけての怒涛の展開は相変わらず面白く、徹底されたトリックとロジックによって“誰が犯人なのか”その一点を突き詰め、読者に推理させてくれる事で深い満足感と読後感を与えてくれる。引き続きこのシリーズは目が離せない。2023/02/19

ま~くん

151
山中の奥深くに建つ不思議な箱型の建造物、魔眼の匣。そこには「サキミ」という何十年にも渡って未来を正確に予言する老女がいた。班目機関との関係を聞きつけた剣崎比留子と葉村譲を含む男女11人は元研究施設に閉じ込められパニックに陥る。そして、追い打ちをかけるようにサキミの予言が。「この中で4人死ぬ」。予知超能力は本物か、巧妙なトリックなのか、それとも真犯人が存在するのか。「屍人荘の殺人」の強烈なインパクトには少し及ばなかったがシリーズものとして第3弾以降も是非読んでみたい。2022/09/16

ネムコ

114
「屍人荘」シリーズ第二弾。今回は‘予言’。きっちりミステリでした。クローズドサークルにもいろいろあるんだなぁ。閉ざされた村、個性的なキャラ、そして連続殺人。何度もみたような風景ながら応援したくなる子もいて、ぐいぐいと引き込まれた。うう、内容に触れずに感想を書くのは難しい。最後まで楽しませてもらいました。さあ、次は兇人邸だ!2022/09/17

みこ

107
剣崎比留子シリーズ第二弾。実質最初の犯行が行われるのがページ的に後半に入ってからとかなりのスローペース。肥留子のキャラ人気を狙ってラノベっぽくなるなら本作でサヨナラかなと思っていたが、事件解決と思わせてからの大逆転に驚愕。しかもに二つの真相とも悔しいくらいにちゃんとヒントは書かれている。時間をかけてでも自力で真相にたどり着きたい人は解決編手前まで読んだところでもう一度頭から読み直すことをお勧めする。2022/09/29

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