創元推理文庫<br> コーチ

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

創元推理文庫
コーチ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年08月26日 05時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488454135
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

伸び悩む若手刑事たちに的確なアドバイスをする
本部から来た謎の男 向井とは何者なのか?
警察小説の新たな地平!

期待されながら、行き詰まっている若手刑事たちにコーチとして派遣される人事課所属の向井。捜査中のミスに悩む女性刑事、有名な俳優の取り調べに苦戦する刑事、尾行に失敗した刑事。彼らに適切な助言を与える向井はなぜ刑事課ではなく人事課の所属なのか? それぞれに成長し、所轄署から本部に戻った三人が、向井との関わりを語り合い、彼の過去を探るうちに、彼らが取り組むことになったある事件と向井の過去とが交錯する! 堂場瞬一が描く刑事たちの世界。

内容説明

期待されつつ伸び悩む若手刑事たちの元に、コーチとして本部から派遣される謎の男・向井。捜査中の失態に悩む刑事、有名俳優の取り調べに苦戦する刑事、尾行が苦手な刑事。彼らに適切な助言を与える向井はなぜ刑事課ではなく人事課の所属なのか?成長し所轄署から本部に戻った三人が直面した事件と向井の過去が交錯、三人は彼の過去を探り始める。傑作警察小説、待望の文庫化。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務の傍ら、2000年に『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。13年から創作活動に専念。警察小説、スポーツ小説などを中心に多数の作品を発表、幅広い読者を獲得している。また海外ミステリ・ファンとしてもその名を轟かせている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

94
題名からすると堂場さんのスポーツものかと思いきや警察ものでした。主人公は人事課所属の部長刑事で所轄に派遣されてきます。二部構成になっていて、一部では将来性ある若手の刑事を補佐する役目が中心となっています。二部ではその補佐を受けた人物たちが同じ部署になりその補佐してくれた人物の過去を探り出そうとします。いままでとは異なる堂場さんの警察小説ですが、やはり楽しめます。シリーズ化はしないのでしょうね。2023/10/27

タケチヨ

28
堂場先生初読み。前半は若手刑事たち3人の話でリーダーとしての立ち振舞い、取調べや尾行捜査の難しさに苦戦する彼らに的確なアドバイスをする謎の男向井とのエピソード。後半は成長した彼らが向井を巻き込んで1つの殺人事件の解決に奮闘するという内容で中々面白い構成だと思った。スポーツ界などで使われがちなコーチという単語だが先輩から後輩への技術継承という点で言えば本作のような警察に限らずとも一般企業にも必要な存在なのかもしれない。教え子である刑事たちの劇的な成長ぶりがそれを物語っている。2023/12/25

座敷童

13
 実際にどの職場でも技術の継承というものは上手くいっていないことが多い。特に職人と言われる世界ではその傾向が顕著である。当然刑事も職人と言えるだろう。機械に任せられないのであるから。  このような「コーチ」が本来なら熟練者から若年層に継承されるはずであるが、実際の現場では様々な理由から行われていない。  今作は創作の世界の話かもしれないが、現実社会においても実現できれば素晴らしい効果を生むものであると確信できる。2023/11/11

ツバサ

12
能力があるが、燻っている刑事の背中を押すコーチ的存在である向井が非常に魅力的。だからこそ、背中を押され、花開いた刑事達が向井のために動く展開は人情味があって良かった。人を導くのは簡単ではない。ブログにてhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2023/10/31/2100002023/10/31

coldsurgeon

10
若手刑事の成長を助ける中年刑事の言動と事件捜査を描き、さらに成長した刑事たちが、恩返しのようにその中年刑事の活躍の場を作り出そうとする二部建ての物語。アスリートにおけるコーチと選手との関係とは少し異なり、言葉のキャッチボールがうまく互いの成長を促す。職業人としての変化と成長がテーマだ。面白い警察小説だ。2023/12/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21556950
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品