創元推理文庫<br> 折れた竜骨〈下〉

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創元推理文庫
折れた竜骨〈下〉

  • 米澤 穂信【著】
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  • 東京創元社(2013/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488451080
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

魔術や呪いが跋扈する世界で、推理の力は真相に辿り着くことができるのか?俊英が渾身の力で放ち絶賛を浴びた、魔術と剣と謎解きの巨編!第64回日本推理作家協会賞受賞ほか、各種年末ミステリ・ランキング上位を総嘗めにした話題作!

自然の要塞であったはずの島で、偉大なるソロンの領主は暗殺騎士の魔術に斃れた。〈走狗(ミニオン)〉候補の八人の容疑者、沈められた封印の鐘、塔上の牢から忽然と消えた不死の青年──そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ? 魔術や呪いが跋扈する世界の中で、推理の力は果たして真相に辿り着くことができるのか? 第64回日本推理作家協会賞を受賞した、瞠目の本格推理巨編。

内容説明

自然の要塞であったはずの島で、偉大なるソロンの領主は暗殺騎士の魔術に斃れた。“走狗”候補の八人の容疑者、沈められた封印の鐘、塔上の牢から忽然と消えた不死の青年―そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ?魔術や呪いが跋扈する世界の中で、推理の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?第64回日本推理作家協会賞を受賞した、瞠目の本格推理巨編。

著者等紹介

米澤穂信[ヨネザワホノブ]
1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。2011年、『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

246
中世ヨーロッパを舞台にしたファンタジーミステリー下巻。ソロン領主を殺した真犯人、呪われたデーン人との戦いを描いた解決編。面白かった。ファンタジーとミステリーの良い部分が見事に融合した事で、普通の作品とは違った読み応えと満足感がありますね。戦闘、謎解きの両方とも高レベルに仕上がってるとかすごい。ラストも印象的で、ニコラとファルク師弟のやり取りと結末はグッときました。切なくも希望の残る終わり方は読後感も良く、爽やかな気持ちになれる素晴らしい1冊だったと思います。いつか彼らのその後を読める日が来るといいな。2016/01/06

イアン

188
★★★★★★★★☆☆謎解きとアクションが佳境を迎える下巻。領主を殺害した〝走狗〟を特定すべく傭兵らを聴取している最中、ついに恐れていたデーン人が襲来する。アミーナらは不死の部族からソロンを護ることができるのか。ミステリでの魔術は御法度だが、「この魔術は〇〇の条件下では発動しない」などのルールが事前に開示されるため、アンフェアな印象は全くない。「ミステリにおいて格闘シーンは蛇足」が自論だけど、本作ではそこにも伏線が隠されており、高い緊張感も相まって最大の見せ場となっている。本格ミステリの新たな可能性を見た。2023/05/10

sk4

186
何ですかこの小説は? 鳥肌が治まらないんですけど! 【剣と魔法の国の本格ミステリ】。 刺客の少女との血しぶき舞う戦闘や襲いかかる呪われたデーン人との白兵戦など、およそミステリーとはかけ離れたハリウッド的アクションシーンに目を奪われた後、誰が王殺しの実行犯<走狗>なのかを推理する材料が全て揃ったことが宣言され、読者に対する挑戦状のごとく解決編たる【儀式】が始まる。 ここから展開されるカタルシスと、収束とともに訪れるカタストロフィ、語られる真相、そして未来を誓う合言葉。 本格ミステリ小説の大傑作だと思います。2013/08/19

Ame

183
読後の圧倒的な満足感といったら!周囲の読書家や読友さんの前評判もあり期待値大で読み始めたが、それをはるかに上回る傑作。魔法がありならなんでもありというズルは一切なく、最初から最後まで読者にフェアな状況で推理が進んでいくのがとても刺激的だった。タイトルの意味については最後の最後に明かされ思わず唸る。精錬された文章の端々から壮大な世界観が透けて見えるため、もっとこの世界に浸りたい!もっと色んな場面を見せてほしい!と鼻息荒く身を乗り出してしまうが、切ない余韻を残して物語は終わってしまった。続編に期待。2015/08/10

黒瀬

155
要塞にいる領主を一夜にして葬ったのは一体誰なのか。下巻ではついに呪われたデーン人の襲来があり、傭兵たちが惜しげもなく力を発揮するシーンは実に爽快。だが本番はその後の全員を集めた推理パート。ファルクが結論へ辿り着く途中で「これはひょっとしたらひょっとするな…違っていてほしいが…」と思いましたが残念ながら当たりでした。アミーナの正体及び立場についても驚きを禁じ得ない。理性と論理は魔術をも打ち破る。アミーナが再び困難に見舞われた時、彼らはきっと愛刀を携えて再度ソロンの地に立つだろう。合言葉は『折れた竜骨』2020/01/20

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