出版社内容情報
宗教団体〈人類協会〉の総本部にいったんは温かく迎えられた英都大学推理小説研究会の一行だったが、殺人事件が突発するや問答無用の軟禁状態に。協会幹部は警察に通報せず自分たちで犯人を突き止めると宣言。自由を回復するため推理研のメンバーも助力を約すが、調査は思うように進まない。そして焦躁の一夜が明けた総本部に銃声が轟き、さらなる犠牲者の存在が明らかになった。抵抗運動も試みつつ真相究明に努める推理研会員。思いがけない人物の登場によって事態はまたも転回、謎は深まったかに思われたが。大いなる混沌に秩序をもたらす名推理、江神シリーズ第四作となる本格巨編。
内容説明
江神さんと再会できてほっとしたのも束の間、人類協会の総本部で大事件が発生。それなのに、協会は外部との連絡を断ち自力で犯人を見つけるという。どうしてこうなってしまうの?殺人事件に巻き込まれるだけでたくさんなのに、また閉じ込められてしまった。翌朝轟いた銃声は事態をさらに悪化させたけれど、これを好機と見てモチさんとアリスが行動を開始、織田さんと私も…。
著者等紹介
有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959年4月26日、大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業。89年1月「月光ゲーム」でデビュー。2003年「マレー鉄道の謎」で第56回日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。本格ミステリ作家クラブ初代会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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