内容説明
Ｊ２に昇格して三年目、今年こそはＪ１へと意気込んでみたものの、ビッグカイト相模原は現在リーグ最下位。チームの若きエース元気くんは、絶不調で今季はいまだノーゴール。とある女性を気にしてるらしいが、まさか道ならぬ恋に悩んでる！？プロサッカークラブのホペイロ（用具係）を務める坂上栄作のドタバタを、愛嬌たっぷりに描いた、ほのぼの連作ミステリ、第二シーズン開幕。
著者等紹介
井上尚登［イノウエナオト］
１９５９年、神奈川県生まれ。東海大学卒業。９９年、第１９回横溝正史賞を『Ｔ．Ｒ．Ｙ．』で受賞しデビュー。同作は織田裕二主演で映画化され話題となる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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papako
54
続けて。ホペイロ坂上と撫子さんがくっついて、チームはJ2に昇格。元気くんも主力になっていて、光恵さんも相変わらず。しかし社長が変わったり、アモちゃん移籍したり。いろいろ変わり、最後はチーム消滅の危機！最後はJ1昇格して大団円。やっぱり読後感は微妙。あ、次の買ってないや。そのうち読みます。よし、ジャイアントキリングのアニメみよう。何度目だ？2017/07/21
きつねこ
26
J2に昇格して三年目のサッカーチーム、ビッグカイト相模原でホペイロ（用具係）をやっている坂上くんの日常の謎ミステリー。シリーズ二冊目。サッカーチームを支えている人たちにスポットライトがあたってます。謎はほのぼの系なんだけど、内容は結構熾烈。サッカーチームの社長交代やホペイロくんと広報撫子ちゃんの酷しい同居生活、スカウトさんの浮気に果てはチーム解散？！でも最後にJ1昇格するからすごい！私の贔屓チームにも元気くんが欲しいよう。2014/10/24
nonたん
24
おっぱい繋がりでわないんだけど・・・三島撫子さんは、胸が大きいんだ！えっ！待てっ！ホペイロ坂上！どういうこと？？なんでそうなってるの？？奈々子ちゃんが好きだったんじゃ・・・ なんだよ勢いって・・・いいなぁ。 それに、新社長の内村慈（ちか）さん！美人・・・つんつんの仕事魔！でも・・・ちくしょう！いいじゃないか！好きなキャラだぁ。 前回と同じで日常ミステリとも呼べないほどの事件だが、ほのぼのでじんわり来るのがいいところ。Ｊ１に昇格しちゃった？？がんばれ！ビッグカイト相模原。2010/08/27
再び読書
22
あれっ撫子とくっついていた？からスタートした。今回も毒にも薬にもならない日常ミステリーは気楽に楽しめる。カバーの淡白な装いが、ホペイロらしくて良い。元気君が主役のエピソードが良かった。また、気の強い撫子と社長の対立、尻に引かれまくるホペイロも面白い。光恵さんも彼をボロクソにこけ落とす様も楽しい。しかし、一番罰を受けるべきはスカウトでしょう！サッカーのシーンももう少しで良いから欲しいですね！2020/09/17
A3
20
ホペイロシリーズ２作品目。前作から進展していたり、いろいろ詰め込み過ぎな気もするけど、全体的にはまったりしていて面白い。この中では『ホペイロのオフサイド』が好み。2015/05/15
