出版社内容情報
クリスマスが迫るウィーンで、オペラ界の歌姫を看取った人々。チャーター機でロンドンへの帰途に着くが、悪天候でオーストリアの雪山に不時着してしまう。彼らが避難したのは小さな山村――だが雪で外部とは隔絶していた。小体なホテルに落ち着いたものの、歌姫の遺産をめぐって緊張感は増すばかり。とうとう遺書が読み上げられた直後に、事件が起きて――。修道士カドフェル・シリーズの巨匠による、本邦初訳の傑作本格ミステリ!
内容説明
クリスマス直前のウィーンで、オペラの歌姫の最期を看取った人々。帰途にチャーター機が悪天候で北チロルの雪山に不時着してしまう。彼ら八人がたどり着いたのは、雪で外部と隔絶された小さな村のホテル。歌姫の遺産をめぐり緊張が増すなか、弁護士によって衝撃的な遺言書が読みあげられる。そしてついに事件が―。修道士カドフェル・シリーズの巨匠による、本邦初訳の傑作本格。
著者等紹介
ピーターズ,エリス[ピーターズ,エリス] [Peters,Ellis]
1913年、イングランド生まれ。女子高校で学んだのち、薬剤師の助手をしながら普通小説や歴史小説を執筆する。1951年にフェルス一家シリーズの第一作『カマフォード村の哀惜』を発表。同シリーズの『死と陽気な女』でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀長編賞を受賞する。1977年には、世界的大ベストセラーとなった修道士カドフェル・シリーズの第一作『聖女の遺骨求む』を発表し、同シリーズの『修道士の頭巾』で英国推理作家協会(CWA)賞シルバーダガーを受賞。1993年には長年の功績を称えられ、CWA賞ダイヤモンドダガーが贈られた。1995年没
猪俣美江子[イノマタミエコ]
慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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