内容説明
クリスマスも間近なある日、男の子だけを狙う通り魔チョコレートマンは初めてミスをした…女の子をさらってしまったのだ!利発で気丈な少女に狼狽する彼。一方、刑事エドとマーシーは、これまでの誘拐のパターンを手がかりに、チョコレートマンを追う。そして、エミリーの母ローリーも、娘を救うためにひとり立ち上がるが…緊迫の二日間を分刻みで追うサスペンスの傑作。
著者等紹介
青木悦子[アオキエツコ]
東京都出身。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tom
2
図書館本。「コメントの必要なしというのがコメント。」というのが最初に書いたコメントなのだけど、思い返してみると、なかなかユニークなストーリー。「犯人」は、幼児虐待の犠牲者で強迫神経症で極端なきれい好き、多重人格者でもあるらしく、ついでに妄想も持っている。こんなことありえない。一方で、この犯人を追いかける警官は、犯人の住居を見つけたのに、手続きがどうこうと面倒なことでもめているのに、追跡の真っ最中には、男警官がプロポーズを始める。こんなめちゃくちゃな推理小説なんて久しぶりだ。翻訳した人も辛かっただろう。2011/08/13
熊尾はなつ
0
あっ…このマザーグース知らないから感動が…ちょっと入れない…でもよかった〜。エドとマーシーお幸せに。ブライアン勇敢。エミリー、最後ちょっとジョージ側にいたよね…ジョージの庇護欲掻き立てられるこどもの哀れみの対象みたいなところを察知して…ローリーに銃向けたり…。あかん。ローリー凄いなあ。キーシャの祈ってるよ、の良い意味で馴れ馴れしさ好き。外国の…カタカナな生活感溢れる文もすき。エミリー殺されたかと…!警察後手後手で…間に合ってよかった。数を数えてたのと合わせてマザーグースに持ってくるとは…良い余韻…。2017/10/07
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