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創元推理文庫
暗くなるまで贋作を

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  • サイズ 文庫判/ページ数 475p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488181062
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

納骨堂の中にラファエロの真作が? ところが調査をはじめた矢先に死体が。おまけに関係者は次々と意識不明に……。ミステリもロマンスも目が離せない、人気シリーズ第3弾。

内容説明

納骨堂での壁画の修復中に墓場泥棒に遭遇したアニー。追跡した大学院生から、納骨堂内にラファエロの真作がある可能性を告げられる。天才贋作師の祖父がかつて贋造した名画だが、真作はイタリアの国宝で国立古典絵画館所蔵のはず。調査を始めたアニーは訪問先で死体を発見。一方贋作師の祖父のもとには贋作撲滅師の手がのびる。ミステリもロマンスも目が離せないシリーズ第3弾。

著者等紹介

岩田佳代子[イワタカヨコ]
東京都出身。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

181
一番面白かったかな。前作で失われた美術蘊蓄が復活してその点も楽しめた。ピカソは守備範囲外だったんだと納得。今回話題の作品は『ラ・フォルナリーナ』。この美術品は実在。サスペンス色が強まった。今回、マイケルともフランクとも急接近、恋の行方は4巻に持ち越し?ドタバタぶりは健在でごみ溜めに潜り込んだり天井から落下したり土砂に飲まれそうになったり大奮闘。ロマンチックコメディらしさは健在だが。登場人物がやたらと多いなぁ。2020/08/20

ふじこ

19
ドタバタ色がどんどん強くなっています。フランクとマイケルとの三角関係も目が離せません。フランクみたいな人に好かれてみたら嬉しいだろうけど、マイケルみたいなちょい悪って魅力的。マイケルと少し接近したみたいだけど、続きが気になる。4巻目は翻訳されないのかな。2020/10/17

星落秋風五丈原

9
『世界的贋作師による一家言』などというベストセラー本まで持っている贋作師の祖父と、そんな父親に反発した真面目な父に挟まれて育った孫娘アニ―は果たしてどちらの道が好きなのか?さて正解は、両方の世界を行き来する境界人。真っ当な仕事をやりたい!と本人自身は思っているが、ミステリ主役の宿命と祖父の高名が邪魔をして、必ず贋作絡みの事件つきあたる。本作ラストではアニ―の人生にも転機が。彼女が仕事のパートナーに選んだのは、絵画泥棒から足を洗ったマイケル。モテキ到来の春の終わりはすぐそこに。どうする、アニ―? 2014/07/14

えみちゃん

9
元天才贋作師アニーのシリーズ第3弾です。納骨堂で壁画修復中に墓場泥棒に遭遇したことから物語は始まる。なんと、納骨堂の中にラファエロの真作「ラ・フォルナリーナ」があるのでは?という情報を得る。名画の行方を巡り、贋作撲滅師なる人物も加わり、物語はさらに複雑になる。前作から続いているアニーのモテ期はさらに続き、ついに家主のフランクとも進展の予感。犯人の手がついに自宅まで及んだとき、頼った先がフランクだったというところからも、かなり意識してる様子。最後に仕事でパートナーとなるマイケル。今後の進展が気になります。2012/12/04

sena

8
この作家さんに私が慣れてきたのか。三作目となるこの本は面白く読めた。マイケルとの新ビジネスの行方は?フランクとの恋の行方は?そしてジ次の作品ではジョシュの登場はあるのか(笑)続きが気になるシリーズとなってきました。とはいえ、謎解きよりもロマンスの行方の方が気になるのはどうなんだろう?2013/05/20

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