ゆっくり、いそげ―カフェからはじめる人を手段化しない経済

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ゆっくり、いそげ―カフェからはじめる人を手段化しない経済

  • 影山 知明【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 大和書房(2015/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479794707
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0030

内容説明

JR中央線・乗降者数最下位の西国分寺駅―そこで全国1位のカフェをつくった著者が挑戦する、“理想と現実”を両立させる経済の形。

目次

第1章 1キロ三〇〇〇円のクルミの向こうにある暮らしを守る方法(クルミの里;日本の農業を守るには? ほか)
第2章 テイクから入るか、ギブから入るか。それが問題だ(クルミドコーヒーでポイントカードをやらない理由;事業の始まりは「テイク」と「ギブ」、どちらからか ほか)
第3章 お金だけでない大事なものを大事にする仕組み(「利子はコーヒーで払います」;ファンからの応援でCDをつくる ほか)
第4章 「交換の原則」を変える
(一八万回の「交換」;「お店にチラシを置いてもらいたい」 ほか)第5章 人を「支援」する組織づくり(外との交換と、内との交換;会社はボランティア組織? ほか)
第6章 「私」が「私たち」になる(「三つの円」;「私たち」とはどこまでか ほか)
第7章 「時間」は敵か、それとも味方か(「五〇年続くお店にしたい」;そこにある、目に見えないもの ほか)

著者等紹介

影山知明[カゲヤマトモアキ]
1973年西国分寺生まれ。東京大学法学部卒業後、マッキンゼー&カンパニーを経て、ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。2008年、西国分寺の生家の地に多世代型シェアハウスのマージュ西国分寺を建設、その1階に「クルミドコーヒー」をオープンさせた。同店は、2013年に「食べログ」(カフェ部門)で全国1位となる。ミュージックセキュリティーズ株式会社取締役等も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハッシー

98
★★★★★ 全国1位のカフェを作った著者が書いた、理想と現実を両立させる挑戦の記録。本との出会いも一期一会と言うけれど、正に知人の紹介でお店に行かなければ、絶対に手にとることのなかった本。何度も読み直したいと思える、素晴らしい作品との出会いに感謝。文句なく殿堂入り(★5)。生き馬の目を抜く正反対の世界で活躍した著者だからこそ、理想として掲げる世界や挑戦に説得力がある。心に刺さった言葉が多すぎてメモした内容は書ききれない。社員の方々は本当に幸せだろうと思う。お店のファンになったし、また絶対行きたい。2019/02/23

たいぱぱ

55
最初は美味しそうなスイーツと珈琲、そして落ち着き(特に夜!)そうな癒しな空間を求めに行きたいと思っていた『クルミドコーヒー』。店主の影山さんがどういう思いを持ってお店を仲間と共に作り上げてきたのかを知ると、余計にそして違った思いでお店を訪れたくなった。影山さんの考えを全て理解した訳では無いが、テイクではなくギブの気持ちを持つと会社経営だけではなく人間関係も上手く行くと思う。お金以外のものも利益。自分の大切な人の利益も自分の利益として考える。そういう経営者が増えたらいいし、自分もそう思って生きていきたい。2023/04/23

おさむ

35
西国分寺にあるカフェの経営者の本。地域に根付いたカフェを作っていこうという情熱が感じられます。今時1杯650円のコーヒーを飲んでもらうにはやっぱりお金だけでないプラスアルファが必要です。目指すはギブアンドギブの支援し合う社会。そして多元的な価値が尊重されて実現される社会。哲学書みたいな内容ですが、とても真剣に物事を考えておられる方だなと思います。このクルミドコーヒーではパリのカフェのように毎週日曜の朝、みんなで哲学的なテーマを話し合うのだという。ちょっと参加して見たくなります。2017/11/26

s-kozy

34
うちの会社も「支援し合う関係性」に基づくチーム作りができるといいなぁ。2020/06/09

とびほびこび

24
先人の知恵は偉大だ。ここでいう先人とははるかな昔の偉人を示すわけでも権威がある人の言葉でもなく、自分が考えている行動に対して既にトライアンドエラーを実践し、その記録として広く共有する結果を残した人を指す。もちろん頭でっかちになり行動を起こせないという危険性もあるが、闇雲にもがくより指針の一つとして道を作ってくれる、この本はそんな本だと思う。互いが互いを利用し合う交換の集積は関係性を破壊し、互いが互いを支援し合う交換の集積は関係性を育てる。大事なのはいつその言葉に出逢えたのか、よく覚えておこう。2018/03/02

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