創元推理文庫<br> アリスが語らないことは

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創元推理文庫
アリスが語らないことは

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  • サイズ 文庫判/ページ数 430p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488173074
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ミステリにとてつもない衝撃を求める、あなたへ。

〈このミステリーがすごい!〉海外編第2位
『そしてミランダを殺す』の著者が贈る最高傑作!

大学生のハリーは、父が崖から転落して死んだと知らされる。実家に戻ると、美しい継母アリスが待っていた。刑事の話では、父の死体には殴打の痕があった。ハリーはアリスと話し合うが、その態度に違和感を覚える。これは事故か、仕組まれた死か? 過去と現在が入り交じった2部構成で描かれ、ある場面で読む者の予想をはるかに超えた展開が訪れる。『そしてミランダを殺す』の著者の恐るべき筆力を堪能できる圧巻のサスペンス!

内容説明

大学生のハリーは、父親の事故死を知らされる。急ぎ実家に戻ると、傷心の美しい継母アリスが待っていた。刑事によれば、海辺の遊歩道から転落する前、父親は頭を殴られていたという。しかしアリスは事件について話したがらず、ハリーは疑いを抱く。―これは悲劇か、巧妙な殺人か?過去と現在を行き来する物語は、ある場面で予想をはるかに超えた展開に!圧巻のサスペンス。

著者等紹介

スワンソン,ピーター[スワンソン,ピーター] [Swanson,Peter]
アメリカ、マサチューセッツ州出身。コネチカット州のトリニティ・カレッジ、マサチューセッツ大学アマースト校、エマーソン・カレッジに学ぶ。2014年に『時計仕掛けの恋人』でデビュー。2015年に刊行された第二長編となる『そしてミランダを殺す』は、英国推理作家協会(CWA)賞のイアン・フレミング・スチールダガー部門で最終候補となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

159
うわっ!P338の驚きよ!不幸、ではあるけれど不振な点は何もないはずの父の事故死、からの!全く予想出来ず。登場する時は普通の善良な人たち。が、隠されていたその内面は歪み、自分勝手な人間ばかり。正義や倫理観はほぼほぼない物語世界。この負の連鎖には嫌悪感しかない。唐突、にも感じられた因果応報のラストもショッキング。ミランダ、ケイト、ときてこのアリスもなかなかの嫌な感じ。次は誰なんだろう?2022/05/19

stobe1904

150
【サスペンスタッチのミステリ長編】『そしてミランダを殺す』の著者のサスペンス作品。父親の急逝で実家に帰った大学生のハリーだが、父親は転落死ではなく殴打の痕が残されていて、継母のアリスの態度に違和感を覚えるハリーだが…。過去と現在を行きつ戻りつしながら、少しづつ状況を明らかにする手法と登場人物を丹念に書き分ける技はこの作品でも健在だった。『とてつもない衝撃』ほどではないが、よく練られた完成度が高いサスペンスタッチのミステリだと思う。次作の『時計仕掛けの恋人』もとても楽しみ。★★★★☆2022/09/14

とん大西

138
あぁ、このゾワゾワする読み心地ったら…。不運な転落死…のはずだった。父の訃報をききつけ、帰郷したハリーを迎え入れたのは継母アリス。悲しみの淵にあっても、途方に暮れながらも美しい彼女。今や唯一の家族となった彼女の妖艶に戸惑いながらも父を偲ぶ。警察の捜査は進み、事故は殺人事件へ。奇妙な人物の出現、生前の父、秘して語らないアリス。現在パートが事件を、過去パートがアリスの人生を追う。行きつ戻りつの展開から徐々にあぶり出される歪な景色。ついに交錯する今と過去。疑念と疑惑は真相に辿り着く。あぁ、この感じがたまらない。2022/04/24

遥かなる想い

128
ひどく抒情的なミステリーである。 義母アリスの抱える秘密とは何なのか? そして父は本当に事故死なのか? 過去と現在が交錯しながら、アリスの 秘密が明らかになっていく…ヒロインの 潔さ・諦めが妙に心に残る、愛と哀しみのミステリーだった。2022/12/07

アキ

108
「そしてミランダを殺す」が良かったので、ピーター・スワンソンの新作を読んだが、前作と同様どんどん引き込まれる。最初に犠牲になるビル・アッカーソンが犯罪小説好きで、息子のハリーに「死体から始まらない本は、どうも信用できないんだよ」と言うのが笑える。現在と過去が交互に絡み合い、ハリーが継母アリスと関係をもってしまうのも、アリスが若い頃、継父と関係を持つことの鏡像であり、当のジェイクが子どもの頃のエマ・ゴットとの情事が元になるというプロットも流石である。原題はAll the beautiful lies.2022/05/02

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