感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
12
ハードボイルド履修計画で初読。5本の短編が収録されていますが、どれも粗削りで、暴力的で、いまの基準から言えばちっともポリティカルにコレクトではない(「高嶺の花」のラストは本当にあれだ……)。でも、独特の迫力に満ちている感はあり、読ませます。50年代の時代だからこその雰囲気を楽しみたいひとにはおすすめ。2019/09/28
黒い森会長
4
1971年10月刊。「狙われた男」「死ぬのは明日だ」「最後の殺人契約」「高嶺の花」「慎重すぎた殺人者:犯罪実話」の5編収録。狙われた男は、200枚以上、死ぬのは明日だは、100枚以上の中編。50年代のハードボイルド。白眉は、最後の小鷹信光の「ノート」。70年代におけるスピレーンの位置づけを描く。アメリカミステリーやサブカルを考える上で、必読。(スピレーンを考慮しないアメリカ・サブカルなんて…)2024/11/05
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1
再読2003年4月30日
kanamori
0
☆☆☆2011/12/24