創元推理文庫<br> 赤毛のレドメイン家

個数:
電子版価格
¥1,300
  • 電子版あり

創元推理文庫
赤毛のレドメイン家

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月02日 21時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488111069
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

六月半ばの日暮れどき、ダートムアの採石場で、スコットランド・ヤードの敏腕刑事ブレンドンは、絶世の美女とすれ違った。それから数日後、ブレンドンはその女性から助けを請う手紙を受けとる。夫が、彼女の叔父のロバート・レドメインに殺されたらしいというのだ……。レドメイン家をめぐる奇怪な事件は、美しい万華鏡のようにその姿を変化させつづけ、やがて驚愕の真相へ――。江戸川乱歩が激賞した名作が満を持して新訳で登場!

内容説明

日暮れどき、ダートムアの荒野で、スコットランド・ヤードの敏腕刑事ブレンドンは、絶世の美女とすれ違った。それから数日後、ブレンドンはその女性から助けを請う手紙を受けとる。夫が、彼女の叔父のロバート・レドメインに殺されたらしいという…。美しい万華鏡のように変化しつづける、奇怪な事件の真相やいかに?江戸川乱歩が激賞した名作が、満を持して新訳版で登場!

著者等紹介

フィルポッツ,イーデン[フィルポッツ,イーデン] [Phillpotts,Eden]
1862年インド生まれ。イギリス本国で教育をうけ、事務員などを経て文筆の道に入る。数多くの推理小説、田園小説、戯曲、詩作を発表。1960年没

武藤崇恵[ムトウタカエ]
成蹊大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

130
★★★★★ 恋愛要素ががっつり入った古典ミステリ。 『トレント最後の事件』のような感じかと思っていたが一味違っていた! 真打ちが中盤で登場し、最初の探偵役が実はワトソン役だった(語り手ではないが)という趣向は今でも十分面白い。 大体の真相は、現代のミステリ好きなら中盤くらいで予測可能だろう。しかし、ストーリーの流れが美しく、割と長めの話であるにもかかわらず一気読みできた。 特に逮捕の瞬間の描写は、ベタだけどホントにうまい。そのまま映画にできそうだ。2020/01/13

NAO

82
【2021年色に繋がる本読書会】【月イチテーマ⠀こわい本】江戸川乱歩が選んだベストテン第1位。オーストラリア出身のレドメイン家の特徴は、真っ赤な髪の毛と、興奮しやすく荒々しい気質。その荒々しい気質を一番強く受け継いでいたのは?度を越した自意識と自惚れは、とんでもない犯罪を引き起こす。犯人にとっては、他人を意のままに操るなど、雑作ないことなのだろう。相手が自意識過剰な堅物ならなおさら。髪の色にこだわってのこのラストはちょっと卑怯な気もするが、最後まで面白いのは、確か。犯人の冷酷さは、なかなかなもの。 2021/02/03

森オサム

44
著者初読み。今年で丁度発表から100年となる作品。悪魔の様な犯人であるが、余りにも凶悪で狂人と言う方が相応しいかも知れない。しかも序盤の探偵が、今まで聞いた事無いくらいマヌケ過ぎる。二人目の探偵は優秀なのですが、強力な犯人と足を引っ張る相棒の両方を相手にするのは、中々に骨が折れたか。かなり長い話だったので(まあ、マヌケに付き合うのにも疲弊したし)読み疲れたが、江戸川乱歩絶賛の名作、一読の価値は有ったか、と思います。2022/02/18

うーちゃん

21
読みたかった古典。海外では殆ど忘れられている作品だが、日本では名作認定されている。なぜ日本でだけ?答えはこれに尽きる、「乱歩が絶賛したから」。とにかく好きだったみたいですね。おかげでこうして読みやすい新訳まで出ているし、巨匠さまさまです。ダートムアやコモ湖畔の風景がとても美しく描かれており、風のにおいや湖のきらめきが目の前に感じられるよう。そして、鳶色の髪のファム・ファタル。"死体なき殺人"の場合って、だいたいこうだよね・・っていう犯人の予想のしやすさこそあるが、読者の心に鮮やかな印象を残す良作だと思う。2021/05/04

タッキー

15
余談ですが、今からちょうど100年前に書かれた作品。そんなに古い作品を読めるとは、今更ながら、文字ってすごいなぁと改めて思いました。作品自体は、驚くほどのどんでん返しがあるわけではありませんが、堅実な本格ミステリーだと思いました。アンソニーホロヴィッツの作品が好きな人にはオススメです。最後の犯人の手記は、当たり前のことながら、犯人視点なので、それだけ読むと倒叙もので、一冊で2度楽しめてなんか得した気分。主人公の刑事の無能ぶりが暴露されていて面白かったです。2022/06/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14577946
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品