出版社内容情報
名探偵ドルリー・レーン 究極の消去法推理!
ZもXY同様、本格ミステリの傑作であると
鮮やかに示す新訳版〈レーン四部作〉第三弾
『Yの悲劇』の事件から十年後。サム警視は市警を退職し、推理の才に恵まれた愛娘ペイシェンスと私立探偵を開業していた。ある日、調査で滞在中の刑務所のある町で、関係者の悪徳上院議員が殺害される。現場の書斎には数通の手紙と謎の黒い箱。それは、名探偵ドルリー・レーンの出馬を必要とするほどの難事件であった──レーン四部作第三弾の傑作本格ミステリ! 解説=巽昌章
内容説明
『Yの悲劇』の事件から十年後。サム警視は市警を退職し、推理の才に恵まれた愛娘ペイシェンスと私立探偵を開業していた。ある日、調査で滞在中の刑務所のある町で、関係者の悪徳上院議員が殺害される。現場の書斎には数通の手紙と謎の黒い箱。それは、名探偵ドルリー・レーンの出馬を必要とするほどの難事件であった―レーン四部作第三弾の傑作本格ミステリ!
著者等紹介
クイーン,エラリー[クイーン,エラリー] [Queen,Ellery]
アメリカの作家。フレデリック・ダネイ(1905‐82)とマンフレッド・B・リー(1905‐71)の、いとこ同士による合同ペンネーム。1929年、出版社のコンテストに投じた長編『ローマ帽子の謎』でデビュー。同書を第一作とする“国名シリーズ”と、当初はバーナビー・ロス名義で発表されたドルリー・レーン四部作でミステリ界に不動の地位を得る。その後も作者と同名の名探偵が活躍する傑作をいくつも著し、ダネイは雑誌“エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン”で多数の作家を世に送り出したほか、ミステリ研究者、アンソロジストとしても功績を残した。「アメリカの推理小説そのもの」と評された、巨匠中の巨匠である
中村有希[ナカムラユキ]
1968年生まれ。1990年東京外国語大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カノコ
LUNE MER
Kotaro Nagai
だるま
TOMIKA306