モーニングKC<br> へうげもの 〈14〉

電子版価格
¥792
  • 電子版あり

モーニングKC
へうげもの 〈14〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ コミック判
  • 商品コード 9784063870756

出版社内容情報

家康、関ヶ原へパドルアウト! Go for 天下、まじハンパねぇビッグウェイブの渦中で、織部は武と数奇にイノチをBet!!

あるときは信長、秀吉、家康に仕えた武士。またあるときは千利休に師事する茶人。そしてまたあるときは物欲の権化。戦国~慶長年間を生き抜いた異才・古田織部。甲冑、服飾、茶、陶芸、グルメetc. お洒落でオタクなこの男こそ、日本人のライフスタイルを決めちゃった大先輩だ!!

政権奪取へ多数派工作に余念のない徳川家康。濃緑茶&緑釉器を得て、数奇の天下へひた走る古田織部。長い道のり踏み越えて、いよいよ関ヶ原開戦前夜。戦国史上最大のトピックを山田芳裕史観で描きます。ゴキジェットカラーが目印にて候。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

168
家康は会津征伐の兵を起こす。業病で眼の不自由な大谷吉継は家康と戦う不利を三成に説くが、三成の覚悟が固いと知って逆に援軍を申し出る。このように吉継を動かした決め手は、三成が織部の助言に従ってヤケ糞でやった(裸になって頭から茶を浴びる)パフォーマンスだ…あの能面の如く無表情の三成がここまでヤったのには驚く。親徳川の大谷が石田に付き、前田も徳川と戦う(誤報)と聞いた毛利輝元は西軍大将を引き受ける。数寄者の上田もやむなく石田に与する。義理と利害が絡み合い、まあ、迷いながら各陣営に名を連ねた武将が多かったのだろう。2025/01/31

momogaga

40
レンタル。秀吉亡き後のストーリーは徳川家康が準主役。家康の性癖でイこれまでのメージが変わってしまいました。後世の作家がどう描くかによって評価が一変してしまいます。怖いことだ。2019/11/03

ぺぱごじら

37
舞台は家康東下から天下分け目の『関ヶ原』へ。三成が家康でも、そもそも脇目も振らず頂点を目指す者に道端の花を愛でるような『数奇』があるはずもなく、その意味ではどちらが天下を取っても『息苦しい』のは同じ。どちらに加勢するかは結局、理詰めの息苦しさを強いながらも、道端の花に『邪魔にならねば居てもよい』と言える度量がどちらにあるかという一点だけなのですね。カチリカチリと細部を決めたがりながら、集めた味方は『成り行き』だった西軍と、理を重ねて味方を募った東軍。浮かぬ茶席に赴くならば『どちらの亭主』がマシでしょうか。2012/04/07

眠る山猫屋

25
関ヶ原前夜。石田三成の兄や佐竹など、仁義に篤い男たちが前半を飾る。けれど、清廉な世を願う石田派よりも堅実な世を創ろうとする徳川の方が、やっぱり諜略上手だし、懐柔工作も巧くいく。理想家と現実主義者。巧く立ち回れるのか、古田織部さん。2016/05/24

国士舘大学そっくりおじさん・寺

18
冒頭にウイリアム・アダムス&ヤン・ヨーステン登場。これにより家康は火薬の材料をゲット。諸将を徳川方に引き入れようと暗躍する織部。三成も毛利や大谷を味方につける。細川ガラシャの最期が凄まじい。忠興の嘆きとがめつさ。佐竹義宣の父・義重や島津義弘のキャラクターが面白い。多くの武将が出て来ていよいよ関ヶ原らしくなってきた。2013/11/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4523905
  • ご注意事項

最近チェックした商品