白魔の檻

個数:
電子版価格
¥1,899
  • 電子版あり

白魔の檻

  • ウェブストアに8冊在庫がございます。(2025年09月21日 00時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488029326
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

霧と有毒ガスに
閉ざされた病院で発生する
不可能犯罪

2025年本屋大賞ノミネートの
『禁忌の子』に連なる、シリーズ第2弾

研修医の春田は実習のため北海道へ行くことになり、過疎地医療協力で派遣される城崎と、温泉湖の近くにある山奥の病院へと向かう。ところが二人が辿り着いた直後、病院一帯は濃霧に覆われて誰も出入りができない状況になってしまう。そんな中、院内で病院スタッフが変死体となって発見される。さらに翌朝に発生した大地震の影響で、病院の周囲には硫化水素ガスが流れ込んでしまう。そして、霧とガスにより孤立した病院で不可能犯罪が発生して──。過疎地医療の現実と、災害下で患者を守り共に生き抜こうとする医療従事者たちの極限を描いた本格ミステリ。2025年本屋大賞ノミネートの『禁忌の子』に連なる、シリーズ第2弾。


【目次】

内容説明

研修医の春田は実習のため北海道へ行くことになり、過疎地医療協力で派遣される城崎と、温泉湖の近くにある山奥の病院へと向かう。ところが二人が辿り着いた直後、病院一帯は濃霧に覆われて誰も出入りができない状況になってしまう。そんな中、院内で病院スタッフが変死体となって発見される。さらに翌朝に発生した大地震の影響で、病院の周囲には硫化水素ガスが流れ込んでしまう。そして、霧とガスにより孤立した病院で不可能犯罪が発生して―。過疎地医療の現実と、災害下で患者を守り共に生き抜こうとする医療従事者たちの極限を描いた本格ミステリ。2025年本屋大賞ノミネートの『禁忌の子』に連なる、シリーズ第2弾。

著者等紹介

山口未桜[ヤマグチミオ]
1987年兵庫県生まれ。神戸大学卒業。現在は医師として働く傍ら、小説を執筆している。2024年『禁忌の子』で第34回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は翌年、本屋大賞で第4位に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bunmei

112
デビュー作『禁忌の子』でブレイクした、山口未桜の第2弾。今回は、北海道の山奥にある総合病院で起きた連続変死事件と、濃霧と硫化水素によって外界と遮断されて緊迫する医療現場を描いた、クローズトサークルミステリー。また、著者が医師を務めながらの二刀流作家ということで、医学の知識を活かした医療ミステテーともなっている。地方医療における、過酷な勤務実態が浮き彫りになっていくと共に、過去の医療ミスが、今回の事件に絡み合っている事が明らかになっていく。研修医の春田芽衣と医療支援派遣医師の城崎響介が事件の謎に挑む 2025/09/16

ヒロ

104
ホントに極限の状況に追い詰められてのミステリー。徐々に悪化していく濃霧と硫黄が殺人事件と合わさって、この作品の怖さであり、魅力が増していく感じがしました。そして明かされた真相もまた驚きばかりで、最後までクローズドサークルとして極上の作品に仕上がったなと思いました。こんな殺人計画を立てる犯人もだが、それを理路整然と追い詰めていく城崎にもどこか人間離れした怖さがあって、でもそれがあってこその仕上がりなんだろうなと、読み終わってしみじみと感じました。2025/09/04

ナミのママ

95
シリーズ2作目。北海道の山奥にある病院へ派遣された内科医師・城崎と研修医の春田。辿り着いた直後に濃霧で外部との接続が遮断される。その中で起きた殺人事件、さらに硫化水素ガスが下から流れてくる。追い詰められていく病院関係者と入院患者、この密室の中に犯人がいる。前作を上回り、緊迫感とトリックに加えて、高齢化や僻地医療問題も織り込まれた力作。予備知識なしに読む事をおすすめしたいミステリ。2025/09/05

のぶ

88
閉ざされた環境で、しかも全員死んでしまうというタイムリミット付きで、次々に起こる殺人。緊張感全開のストーリー展開の中で、城崎と春田の会話に度々ほっとさせられる。この2人のコンビすごくいいです。前作に引き続きロジカルに事件を推理していく城崎。前作よりもより人間味を感じることができた気がする。過疎地医療の現実や、災害下での医療従事者の極限状態など、緊迫感を継続させながら真相まで繋ぎ止める文章力には圧巻。2025/09/11

yukaring

74
霧と有毒ガスに閉ざされた病院。しかもガスは濃度を増して病院内へと押し寄せる。極限状態にさらされる病院スタッフと患者達は無事に生き延びる事ができるのか?『禁忌の子』城崎先生が探偵役のシリーズ第2弾。過疎地医療協力で北海道へ派遣された城崎と研修医の春田。しかし濃霧と地震により温泉湖から硫化水素ガスが発生。そして孤立した病院の中で起こる連続殺人。先が見えない絶望感とタイムリミットが迫ってくる恐怖が生々しいが、極限下で患者を守り抜く医療従事者達の覚悟に涙する。不可能犯罪を解き明かす緻密なロジックも魅力的だった。2025/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22737309
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品