不等辺五角形

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不等辺五角形

  • 貫井 徳郎【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488029234
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

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五人に何があったのか
事件はなぜ起きたのか
関係者の証言から展開される、息を呑む心理劇
『慟哭』『愚行録』の著者、新たなる到達点

避暑地の別荘で、事件は起こった。三十歳を間近に控え、久しぶりに顔を揃えた五人の男女。インターナショナルスクールで出会って以来二十年以上の付き合いになる重成、聡也、梨愛、夏澄、雛乃は、海外赴任が決まった重成の送別も兼ねて、葉山にある聡也の別荘で旧交を温めていた。ところが深夜、雛乃が頭から血を流した状態で死体となって発見される。続けて梨愛が「私が殺したの」と告げ、警察に連行されてしまう。五人の関係は、一夜にしてひとりが被害者に、ひとりが被疑者になる悲劇へ転じた。幼馴染みの面会も拒否し、殺害の動機を語ろうとしない被疑者。弁護士は、残された関係者三人の証言をあつめる。しかし、同じ出来事を語っていても、当事者たちの思惑は三者三様に異なり、証言を重ねるごとに人物像と関係性はめまぐるしく変貌していく。果たして五人の間には何があったのか。あの夜、なぜ事件は起きたのか。関係者の証言から展開される、息を呑む心理劇の結末は――。

内容説明

避暑地の別荘で、事件は起こった。三十歳を間近に控え、久しぶりに顔を揃えた五人の男女。インターナショナルスクールで出会って以来二十年以上の付き合いになる重成、聡也、梨愛、夏澄、雛乃は、海外赴任が決まった重成の送別も兼ねて、葉山にある聡也の別荘で旧交を温めていた。ところが深夜、雛乃が頭から血を流した状態で死体となって発見される。続けて梨愛が「私が殺したの」と告げ、警察に連行されてしまう。五人の関係は、一夜にしてひとりが被害者に、ひとりが被疑者になる悲劇へ転じた。幼馴染みの面会も拒否し、殺害の動機を語ろうとしない被疑者。弁護士は、残された関係者三人の証言をあつめる。しかし、同じ出来事を語っていても、当事者たちの思惑は三者三様に異なり、証言を重ねるごとに人物像と関係性はめまぐるしく変貌していく。果たして五人の間には何があったのか。あの夜、なぜ事件は起きたのか。関係者の証言から展開される、息を呑む心理劇の結末は―。

著者等紹介

貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年に『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第六十三回日本推理作家協会賞を、『後悔と真実の色』で第二十三回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

151
5人の仲良しグループ内で起こった殺人事件について弁護士が関係から証言を聴いていくうちに、当初思われていたのとは異なる事実が浮かび上がる。各人の思惑と隠し事が次々明らかになり、細かい伏線が張り巡らされて意外な真相まで読ませる力はミステリとして一級品といえる。ただ物語の前提として、海外のインターナショナルスクールでの日本人同級生仲間が20年以上も濃密な交際を続けていたとは、自分なら一刻も早く抜け出したいので不自然だ。作者も説明に苦心していたが、1人でも新しい友人が出来たら崩壊するので作り物の感は拭えなかった。2025/07/15

のぶ

76
同じ時間を過ごしてきても、人物によって見方が異なっている。ある出来事を良いと捉えている人も、悪いと捉えている人も。刑事や第三者からの証言はなく、関係者の証言のみで作られた物語は新鮮に感じられたが、全体を通して展開に閉塞感があり、もっと別の展開にならないかという、もどかしい部分も感じられた。貫井さんの作品では並みだと思う。2025/06/29

ゆみねこ

75
マレーシアのインターナショナルスクールで出会って20年以上の付き合いになる男女5人「重成・聡也・梨愛・夏澄・雛乃」。海外赴任が決まった重成の送別を兼ねて聡也の別荘に集まったその夜、梨愛が雛乃を殺害してしまう。頑なに殺害の動機を語らない被疑者、弁護士は残された3人の証言を集めるが、当事者たちの思惑は三者三様に異なり、被害者や被疑者残りの3人の人物像や関係性もどんどん変わって行くが…。最後の被疑者・梨愛の告白でまた分からなくなる。。うーん、結局恋愛関係の縺れなのか?スッキリしない幕切れでモヤモヤする。2025/07/08

オーウェン

60
学校で出会った仲の良い男女5人組。 1人が海外赴任のため送別を兼ねてみんなで集まることに。 だが1人が殺され、1人が殺したのは私と自白し警察に。 残された3人は弁護士とそれぞれ証言をしていく。 不等辺の通りに、仲良さげだった関係は歪なものだったという話。 3人の証言だが、事件と関係ないような思い出話であり、次第に退屈になっていく。 ところがそれがラストの人物の独白で関わってくる。 この形式としては微妙に長いのだが、動機が至極現代的なのは納得した。2025/07/15

えんちゃん

57
あれ。最後まで読んでも真犯人が分からない!見落とした?初めからパラパラしてようやく理解した。子供時代に海外のインターナショナルスクールで出会った5人の男女。30を前に久々に集まった別荘で起きた殺人事件。誰が、誰に、どんな感情を抱いていたのか。ひとりひとりが被疑者と被害者を語ってゆく。ぬっくんお得意の独白スタイル。愚行録とか乱反射みたいな感じでぐいぐい読ませる。5人もいたら想いが均等なんて有り得ないでしょう。ひとりがバランスを間違えたら、あとは一気に崩れるだけ。不等辺だもの。2025/07/16

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