不等辺五角形

個数:
電子版価格
¥1,899
  • 電子版あり

不等辺五角形

  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2025年09月28日 13時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488029234
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

サイン本はこちら


五人に何があったのか
事件はなぜ起きたのか
関係者の証言から展開される、息を呑む心理劇
『慟哭』『愚行録』の著者、新たなる到達点

避暑地の別荘で、事件は起こった。三十歳を間近に控え、久しぶりに顔を揃えた五人の男女。インターナショナルスクールで出会って以来二十年以上の付き合いになる重成、聡也、梨愛、夏澄、雛乃は、海外赴任が決まった重成の送別も兼ねて、葉山にある聡也の別荘で旧交を温めていた。ところが深夜、雛乃が頭から血を流した状態で死体となって発見される。続けて梨愛が「私が殺したの」と告げ、警察に連行されてしまう。五人の関係は、一夜にしてひとりが被害者に、ひとりが被疑者になる悲劇へ転じた。幼馴染みの面会も拒否し、殺害の動機を語ろうとしない被疑者。弁護士は、残された関係者三人の証言をあつめる。しかし、同じ出来事を語っていても、当事者たちの思惑は三者三様に異なり、証言を重ねるごとに人物像と関係性はめまぐるしく変貌していく。果たして五人の間には何があったのか。あの夜、なぜ事件は起きたのか。関係者の証言から展開される、息を呑む心理劇の結末は――。

内容説明

避暑地の別荘で、事件は起こった。三十歳を間近に控え、久しぶりに顔を揃えた五人の男女。インターナショナルスクールで出会って以来二十年以上の付き合いになる重成、聡也、梨愛、夏澄、雛乃は、海外赴任が決まった重成の送別も兼ねて、葉山にある聡也の別荘で旧交を温めていた。ところが深夜、雛乃が頭から血を流した状態で死体となって発見される。続けて梨愛が「私が殺したの」と告げ、警察に連行されてしまう。五人の関係は、一夜にしてひとりが被害者に、ひとりが被疑者になる悲劇へ転じた。幼馴染みの面会も拒否し、殺害の動機を語ろうとしない被疑者。弁護士は、残された関係者三人の証言をあつめる。しかし、同じ出来事を語っていても、当事者たちの思惑は三者三様に異なり、証言を重ねるごとに人物像と関係性はめまぐるしく変貌していく。果たして五人の間には何があったのか。あの夜、なぜ事件は起きたのか。関係者の証言から展開される、息を呑む心理劇の結末は―。

著者等紹介

貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年に『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第六十三回日本推理作家協会賞を、『後悔と真実の色』で第二十三回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価

akky本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

232
貫井 徳郎は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、男女五人不恋愛群像劇でした。やはり恋は盲目ということでしょうか❓ https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/97844880292342025/07/23

パトラッシュ

229
5人の仲良しグループ内で起こった殺人事件について弁護士が関係から証言を聴いていくうちに、当初思われていたのとは異なる事実が浮かび上がる。各人の思惑と隠し事が次々明らかになり、細かい伏線が張り巡らされて意外な真相まで読ませる力はミステリとして一級品といえる。ただ物語の前提として、海外のインターナショナルスクールでの日本人同級生仲間が20年以上も濃密な交際を続けていたとは、自分なら一刻も早く抜け出したいので不自然だ。作者も説明に苦心していたが、1人でも新しい友人が出来たら崩壊するので作り物の感は拭えなかった。2025/07/15

のぶ

142
同じ時間を過ごしてきても、人物によって見方が異なっている。ある出来事を良いと捉えている人も、悪いと捉えている人も。刑事や第三者からの証言はなく、関係者の証言のみで作られた物語は新鮮に感じられたが、全体を通して展開に閉塞感があり、もっと別の展開にならないかという、もどかしい部分も感じられた。貫井さんの作品では並みだと思う。2025/06/29

しんたろー

128
貫井さんの新作は、著者の高品質な作品群で私はBEST3に挙げたい佳作『愚行録』と同様のインタビュー形式で構成…5人の幼馴染が集った別荘での殺人事件と、その犯人の動機を探ってゆくミステリ…著者らしい人間造形の巧みさで5人が目に浮かぶようなリアリティがあるし「何が本当なのか?」と興味を惹いてサクサク読めた。最後に犯人が殺害時の独白をするが「科学捜査で現場と遺体を調べたら、真相は判ってしまうのでは?」と思えるのと、動機についても薄々と予想がついてしまって、そこそこ楽しめたのに『愚行録』には及ばずに残念な気分。 2025/09/10

まちゃ

112
マレーシアのインターナショナルスクールで出会ってから二十年以上の付き合いになる三十歳間近の5人の男女。重成、聡也、梨愛、夏澄、雛乃。重成の海外赴任の送別を兼ねて、聡也の葉山の別荘で旧交を温めた夜に起こった悲劇。一人が被害者に、一人が被疑者に。被疑者の弁護士が残された関係者3人の証言を集める形で展開する物語。「5人の間に何があったのか。あの夜、なぜ事件は起きたのか」。5人の人間性、関係性が徐々に明らかになっていく心理劇形式は好みでした。真相は少し呆気なかったですが、それでも面白かったです。2025/08/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22652839
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品