名探偵の証明 蜜柑花子の栄光

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488027643
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

密室館の事件から一年。時間のある限りどんな依頼も引き受けるようになった蜜柑花子は、多忙を極めていた。そんな六月のある日、事務所を訪ねてきたのは、なんと密室館の事件に深く関わりのあった祇園寺恋だった。奇妙なグループに母親を人質に取られ、蜜柑が四つの未解決事件を解き明かせなければ人質の命はない、と脅迫を受けているという。大阪、熊本、埼玉、高知の順に、全国に遠く散らばった四つの難事件を解く時間は、たった六日間! しかも移動は車のみという悪条件まで加わり、疲労困憊する蜜柑。怒濤の推理行の果てに名探偵が導き出した答えとは? “名探偵の矜持” “名探偵の救済”をテーマに贈る〈名探偵の証明〉シリーズ完結編。

市川哲也[イチカワテツヤ]

内容説明

密室館の事件から一年。時間のある限りどんな依頼も引き受けるようになった蜜柑花子は、多忙を極めていた。そんな六月のある日、事務所を訪ねてきたのは、なんと密室館の事件に深く関わりのあった祇園寺恋だった。奇妙なグループに母親を人質に取られ、蜜柑が四つの未解決事件を解き明かせなければ人質の命はない、と脅迫を受けているという。大阪、熊本、埼玉、高知の順に、全国に遠く散らばった四つの難事件を解く時間は、たった六日間!しかも移動は車のみという悪条件まで加わり、疲労困憊する蜜柑。怒涛の推理行の果てに名探偵が導き出した答えとは?“名探偵の矜持”“名探偵の救済”をテーマに贈る“名探偵の証明”シリーズ完結編。

著者等紹介

市川哲也[イチカワテツヤ]
高知県生まれ。太成学院大学卒。2013年『名探偵の証明』で、第二十三回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

121
名探偵の証明その3。完結編。タイトル通り蜜柑がメイン探偵で屋敷は過去の人?。4つの未解決事件を6日間で解いていく。強引かなってトリックもあるけど面白かった。2016/09/03

takaC

71
心からの蜜柑の笑顔=救済の証、という事なのね。別のシリーズでいいから皆さんのその後の活躍も読ませておくれ。2017/01/10

Bugsy Malone

67
6日間で4つの事件の解決を余儀なくされた蜜柑、前作の流れからは予想も出来なかった展開にちょっと驚きつつ、今作もまた身を削り心を削り、悪意に翻弄されながらも探偵というものを全うしようとする蜜柑に心が痛む。だからこそラストでは心底安心しホロっとしてしまった。まだまだ続きも有りそうな感じたけれど、次作は蜜柑高校生編、それはそれで楽しみ。2021/09/13

だんじろー

48
いろんな意味で、少々残念な作品になってるような。まずメインの探偵とワトソン役である語り手にいかんせん魅力が不足している。加えて、探偵の力量を試すはずの四つの事件にも迫力があまり感じられないし、わざわざ遠回りさせる訪問順についても説得力に欠ける。制限時間が設けられているのにもかかわらず、緊迫感に乏しい原因はそういう部分に関係していると思う。2016/09/17

ゆう

34
図書館本。シリーズ3作目で完結編。祇園寺恋が蜜柑花子に持ってきた依頼は4つの事件の謎を解いて人質になった母親を助けてほしいというもの。って、このシリーズは3部作だったのね。話が進むにつれてどんどん重くなってくシリーズだったなぁ。1作目の蜜柑はこんな感じじゃなかった気がするんだけど。恋のしゃべり方はやっぱり苦手。苦手なのはしゃべり方だけじゃないけど。最後の1行は嬉しい。2016/09/24

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