風ヶ丘五十円玉祭りの謎

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488027315
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

縁日のおつりが、どの店でも五十円玉ばかり!? 天才・裏染天馬とその妹が、学内外の不可思議な出来事の謎を解く。平成のエラリー・クイーンが挑む、“日常の謎”連作集。

内容説明

相変わらず学校内に住んでいる裏染天馬のもとに持ち込まれる様々な謎。学食の食品をめぐる不可思議な出来事、吹奏楽部内でのトラブル、お祭りの屋台のお釣りにまつわる謎ほかに、裏染の妹の華麗な謎解きを加えた、全五編+「おまけ」つきの痛快推理連作集。『体育館の殺人』『水族館の殺人』につづくシリーズ第三弾。なな、なんと“平成のエラリー・クイーン”が、日常の謎に挑戦。

著者等紹介

青崎有吾[アオサキユウゴ]
1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。2012年『体育館の殺人』で第二十二回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

231
まさか青崎作品を3冊続けて読むとは、自分でも予想できなかった。「日常の謎」系への挑戦なのだが、あいかわらずのロジックのすばらしさに感嘆してしまう。何よりこの本が楽しいのは、長編2作の登場人物たちの「隠された」エピソード的な物語として構成されているところ。長編2作の後に読むと「そうだったんだ!」的楽しさも倍増。冒頭の「丼」の話が、最高に平和で楽しい謎解きでした。そんなわけで、新作が待ち遠しい作家さんになりました。2014/05/14

W-G

222
短編集も面白いです。キャラ読みな部分も大きいですが、長編とは違った楽しみかたが出来ました。2016/02/21

takaC

177
佐川部長にも出てきて欲しかったな。これはこれで良かったけど。で、次作は『図書館の殺人』ということですね?殺られたのは国大生でしょうか。2014/08/16

寂しがり屋の狼さん

164
表紙に惹かれて…シリーズ本、しかも三弾目!(≧▽≦)読む順番を間違えました(笑)ミステリーは久しぶりですが、内容は重くなく学生らしさがあって楽しめます。登場人物も良きかな(*˘︶˘*).。*♡他の2作も借りなきゃ💦(◕ᴗ◕✿)2021/08/09

まりも

160
オタクで引きこもりな探偵・裏染天馬が謎を解決する物語の三冊目。今回は殺人無しの日常に起きる様々なトラブルを解決する話。これまで詳しく描かれなかった登場人物たちの日常の過ごし方や意外な姿などを見る事が出来て良かったです。こういう事を出来るのが短編集の良い所ですね。どの事件も人死にはありませんが、緻密で精密な謎解きは健在だったので読みごたえ十分でした。最後の銭湯での会話から見るに、天馬の家族問題は思ったよりも軽そうに思えたけど、そこら辺は次巻以降で触れるんでしょうか。次巻が更に楽しみになりました。2016/01/04

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