創元日本SF叢書<br> すべての夢、果てる地で

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創元日本SF叢書
すべての夢、果てる地で

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  • サイズ 46判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488021115
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

記憶を失った少年Kは、別世界から訪れたアーサー、アイザック、ボブの三人組からスカウトを受ける。彼らは世界のどこかに隠された、高性能な量子コンピュータを探しているというのだが――きわめて野心的な着想と、グレッグ・イーガンを思わせる華麗なSFサスペンスにより絶賛を浴びた第3回創元SF短編賞受賞作「〈すべての夢|果てる地で〉」をはじめ、未来を見せる漆黒のキューブをめぐる宇宙船内での暗闘を描く「ディセロス」など、SFの醍醐味をぎゅっと詰め込んだ全6編を収録。日本SF界が登場を待ちわびた俊英によるデビュー短編集。


【目次】

内容説明

記憶を失った少年・Kの前に現れた、霧の体を持つ”図書館”の遣いたち。彼らにいざなわれ始まったのは、”世界の中心”をめぐる現代の冒険だった―きわめて野心的な着想と、グレッグ・イーガンを思わせる華麗なサスペンスによって絶賛を浴びた第三回創元SF短編賞受賞作「〈すべての夢|果てる地で〉」をはじめ、外界から孤絶した宇宙施設を舞台に、五分後の未来を見せるキューブの奪い合いをスリリングに描く「ディセロス」など、驚くべきアイデアを凝縮した全六編を収録。日本SF界が登場を待ちわびた俊英によるデビュー短編集。

著者等紹介

理山貞二[リヤマテイジ]
1964年大阪府生まれ。大阪大学基礎工学部卒。2012年、「〈すべての夢|果てる地で〉」で第3回創元SF短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Tαkαo Sαito

17
2〜3話は全く理解できないような作品があったが、「ディセロス」「黒い星の伝説」、表題作の「すべての夢、果てる地で」はとても読み応えがあり、新しい世界観を体験できた。「ディセロス」は5分先の未来が見える話で、映画TENET の未来版のようなアイデアで面白かった。5分、10分先の未来の自分が見ている世界から逆推測?で、未来へのアクションをしていくシーンは夢中で読んでしまった。2026/09/24

maimai

14
久しぶりにSFらしいSFを読んだ。SF難易度が高く、少々難儀したけれども、それも含めて楽しい楽しい。「ディセロス」は一読では理解度60%。2度目をかなり念入りに読んだ。時間を扱って話が複雑に入り組んでいる点で、映画「テネット」をちょっと連想したりもしたが、あれよりも理路がきちんと組みあがっていて実にスリリング。よくこんな話を考えたもんだ。表題作も(正確には、この短編タイトルと書名には微妙な異同がある)、SF愛が溢れていてよいが、「ディセロス」を含む後半の3篇が好み。この3篇は連作としても読める。2026/09/14

たかだい

13
第三回創元SF短編賞を受賞した作品を含む、本格的なSF短編集 今までライトノベルという形での大分マイルドなSF物なら読んだ事はあった気がするが、本作のような硬派というか本格的なSF作品は本書が初読み 正直、私にはちょっと難解で、読んでいても何となく理解出来た気はするけど、あまり頭に入って来なかった こう言った本格派のSFとは相性が悪いのかも知れない… 受賞作でもある表題作「すべての夢、果てる地で」はぶっちゃけ挫折したが、5分後の未来が見える「ディセロス」は何となく楽しめた、かな?2026/10/01

vivahorn

5
創元日本SF叢書33は理山貞二の短編6作品。初めて知るSF作家であり、今回理山貞二の作品に触れ、どの様なストーリーを展開してくれるのかと期待して読み始めた。理山貞二は解説を担当した堀晃と同じ大阪大学の基礎工学部の出身。堀晃は、自分と小松左京と理山貞二との関係を強調しており、小松左京の後継になり得ると期待しているようだ。1964年生まれの会社員理山貞二、定年退職したら一度は長編ハードSFにトライして戴きたい。2026/09/03

うさ

4
SF六編の短編集で作者のデビュー作なんやけど、どの話もかなり眠りを誘う難しい話で、2回読んだら意味が分かるかもしれんけど2回読む間に何度寝てしまうか(笑) 文系の人が読むにはカフェイン何錠もいるな(笑)2026/09/24

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