緋色の楽譜〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488013387
  • NDC分類 943
  • Cコード C0097

出版社内容情報

暴漢に襲われたサラを助けたのは、かつてサラのストーカーとして捕まった男ヤーニンだった。彼によると、リストの楽譜を狙ったのは、大昔から〈力の音〉をの力で人々を操ってきた秘密結社だという。リストが何処かに隠した《緋色の楽譜》こそ彼らが探し求めるもの。サラはヤーニンと共にリストの詩を手掛かりに《緋色の楽譜》を追う。パリ、ワイマール、コペンハーゲン……そしてローマ。ヨーロッパ全土を駆ける、迫力に満ちた大作。

内容説明

暴漢に襲われたサラを助けたのは、かつてサラのストーカーとして捕まった男ヤーニンだった。彼によると、リストの楽譜を狙ったのはファルベンラウシャーという秘密結社で、大昔から“力の音”で人々を操ってきたという。彼らは聖堂騎士団、フリーメイソンなどを利用し、聖書の時代から“力の音”を守ってきたのだ。リストが何処かに隠した“緋色の楽譜”こそ彼らが探し求めるもの。サラはヤーニンと共にリストの詩を手掛かりに“緋色の楽譜”を追うが…。パリ、ワイマール、コペンハーゲン、アムステルダム…そしてローマ。ヨーロッパ全土を股にかけた、万華鏡のようにきらびやかなミステリ。

著者等紹介

イーザウ,ラルフ[イーザウ,ラルフ][Isau,Ralf]
1956年ベルリン生まれ。コンピューター関連の仕事の傍ら、物語を書き始める。“ネシャン・サーガ”三部作で人気作家に。続いて発表した『盗まれた記憶の博物館』では、ドイツ児童書界でもっとも権威あるブックステフーダー賞を受賞

酒寄進一[サカヨリシンイチ]
1958年生まれ。ドイツ文学翻訳家。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て和光大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

50
ワイマールのアンナ・アマーリア大公妃図書館消失という史実をもとにしたしたサスペンスだが、破天荒な設定はファンタジーといってもいいほど。だが壮大な話なのにあまり乗れなかったのは、サラのキャラクターのせいだろうか。欧米ではこれぐらいキャラが濃い方が好まれるのだろうが、主人公を好きになれない話はとにかくよみにくかった。2026/02/12

キムチ

40
上巻からバージョンアッブして、展開が早くなり「力の音」による世界支配との対決色が明確となって面白味をました。クリスティアンがいるのに地下の闇でキス?義兄とはいえ。ともあれ、風紀図の足跡の終点に収斂されるなかでこれでもかと云うくらい秘密が出てくるのは頂けない。集めた資料の凄さは充分に解るので、ストーリーテラー達人としたら整理してインパクトに強弱を付けた方が効果的と思うが。ipodを駆使する異能ぶり、共感力そしてサブリミナル惨禍直前の盛り上がり!そのあとのすぼみ方にはこけたけど。 た2016/03/01

20
下巻は次々に謎や事実が明かされ、上巻よりも驚くことが多かった。だけど、上下巻に渡って壮大な旅をした割には、ラストがなんだかあっさりとしていて、え、これで終わり?と思ってしまった。ここまで盛り上げたのなら、ラストにもう一段階盛り上げて欲しかったし、それを期待してここまで読み進めてきたのに…。エピローグもさらっと終わってしまったし、なんだかなあという感じ。スッキリ読了!というわけにはいかなかったな。でも、サラが旅した街をわたしも同じようにGoogleマップで旅する過程が楽しかったので(笑)、まあよしかな。2021/03/19

ふう

19
サラがそれぞれの場面で何を見たのか。共感覚を持たない読者には言葉で説明されてももどかしいだけで、その繰り返しばかりでややだれてしまった。美女とその億万長者の崇拝者で難問が解決されていくのもなんだかな……2026/01/21

みこと

15
読後は冒険が終わった満足感と心地よい疲労感に包まれた。力の音なんて本当にあるんだろうか。音楽で気分を左右されることはあるけれど…。後編は展開が早すぎてどんどん状況が変わっていくので時々ページを戻っておさらいしなくちゃいけなかった。最後ちょっとあっさりしすぎな気もしたし。でも面白かった。今まで名前くらいしか知らなかったリスト、ちゃんと調べてその音楽を聞きたくなりました。「愛の夢」「ラ・カンパネラ」くらいしかわからないもんなぁ。2012/12/19

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