日清戦争への道

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日清戦争への道

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  • サイズ A5判/ページ数 531,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784488006051
  • NDC分類 210.65
  • Cコード C3021

内容説明

日清戦争はなぜ起こったのか、日本の近代化は大陸侵略ぬきではなしえなかったのか。日清戦争にいたるまでの日本の朝鮮外交や財政・軍備政策、それに開戦過程を明らかにすることで、この問いに答え、通説にかわる新たな歴史像を提示する。

目次

第1篇 近代化過程における外交と財政―一八八二~一八九四
第2篇 日清戦争の開戦過程―一八九四年夏

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ららぴっと

1
明治期の近代化と大陸国家化の関係を、日清戦争を軸に捉える。日清戦争期までに近代化がほぼ達成され、同時に日本の大陸への政治的膨張の軌道がひかれたという関係は、不可分だったのか。大陸国家化抜きの近代化は、ありえたのか。常に問題とされ、評価が揺れ動いて来たこの問題を再検討する。基本的に、外交論。→結論として、近代化が進む中で、日本は大陸国家化できる力をつけていた。しかし、大陸国家へと進むのは、熟慮されたものではなく、予期せざる結果だったというものである。読むのけっこうしんどかったです。2013/03/24

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