出版社内容情報
「頭がいい」と「勉強できる」は違う!AIと共存・共働できる新しい時代の人材を育む、今必読の書。「非認知能力」は、2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・J・ヘックマン博士によって世界で初めて提唱されました。
例えば、コミュニケーション能力や思いやり・共感性、忍耐力・自制心、意欲・向上心などといった、テストでは数値化が難しい幅広い力や姿勢を含み、学歴や仕事など将来の成功の支えとなるものとして、今、世界的に注目されています。
子どもにとっても、大人にとっても必要とされる非認知能力は、どうやって身に付けていけばよいのでしょうか?
そもそも、この非認知能力とはどのような力なのでしょうか?
なぜ、今、これほどまでに注目を集めているのでしょうか?
これらの問いに理論と実際を交えてわかりやすく答えるとともに、産官学民ですでに始まっている大人たちの挑戦についても紹介しています。
中山 芳一[ナカヤマ ヨシカズ]
著・文・その他
内容説明
うちの子、頭はいいんだけどテストや成績はイマイチ。その疑問がポジティブな形で解き明かされる!仕事の成果や人生の充実度が決まる力=非認知能力。
目次
第1章 知っていますか?非認知能力(非認知能力という力;これからの時代に求められる非認知能力 ほか)
第2章 子どもの育ちと非認知能力(「発達」のとらえ方;「発達」のタテ糸とヨコ糸 ほか)
第3章 非認知能力の育ち方・育て方(体験から経験、そして学びへ;日常生活の中にこそ体験、経験、そして学びがある ほか)
第4章 非認知能力を育てるための実践例―大人たちの挑戦(放課後の居場所と学びの場で非認知能力を育てる―学童保育(放課後児童クラブ)の挑戦!
書を通じ姿勢を意識することで非認知能力を育てる―ある書道家の挑戦!「よひせんプログラム」 ほか)
第5章 大人たちも非認知能力を!(まずは社会人手前の学生から;大人だからこそ体験と役割の幅を拡げる ほか)
著者等紹介
中山芳一[ナカヤマヨシカズ]
岡山大学全学教育・学生支援機構准教授。専門は教育方法学。1976年1月、岡山県生まれ。大学生のためのキャリア教育に取り組むとともに、幼児から小中学生、高校生たちまで、各世代の子どもたちが非認知能力やメタ認知能力を向上できるように尽力している。さらに、社会人を対象としたリカレント教育、全国各地の産学官民の諸機関と協働した教育プログラム開発にも多数関与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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