ライカと味噌汁―ライカが見た東京

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487800872
  • NDC分類 742.5
  • Cコード C0095

内容説明

一九二九年、ツェッペリン飛行船とともに日本にもたらされた新型カメラは、この地にいかに生き、今日まで何を写してきたか。「家一軒と同価」といわれながらも熱狂せずにはいられなかった写真家、マスコミ、メーカーそして大衆の戦後史を一青年の青春を通して描き、機械と人間のひとつの関係を描いた野心作。

目次

序 ライカと味噌汁
東京都文京区音羽町五丁目二番地―最初にライカが見た極東・東京の風景
ライカが見た東京―七つの風景
「帰還したライカDIII」を撮影した新潮社の雨の午後に
ライカ以前の出会い
一九七一年、東京のスカイラインと渋谷の穴、五島プラネタリウム、大ライカM5の風景
彼らは如何にあったか?日本のライカ写真家たち
人骨を食らう チベットに憧れる東京のライカ
ライカで東京の闇は駆逐されたか?ヘクトール73ミリとノクチルックス50ミリ
ライカを肩に階段を上ったイエナ書店には洋書の良い香りがした
ライカのカタログに夢を見ていた
古い「アサヒカメラ」の合本をめぐって
ライカで写らないはずのモノが写る
家族を写すためのカメラ、ライカ
使いもしない旅の友 トランキライザーとしての沈胴ライカ
前・ライカ社社長ハンス=ペーター・コーンさんと歩いた東京新橋、銀座のライカ散歩
『南方録』に学ぶライカの侘び寂びな交換レンズ遊び

著者等紹介

田中長徳[タナカチョウトク]
写真家。1947年、東京生まれ。日本大学写真学科卒。日本デザインセンターを経て1973年からフリー。日本写真家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほじゅどー

12
★今より超高価だった1960年代のライカ。それを手にした人の話。2016/12/30

tom

9
ライカに関するフェティッシュ本。ライカというのは、よほどよろしいカメラらしい。手に取ってみたいとは思ったものの、お値段高すぎ。軽く100万円。そんなカメラを持って、近所をウロウロするのも恐ろしい。カメラが上等でも、見る目がなければ写真にならないことも分かっている。とういことで、ライカのお勉強で終わりました。2018/05/23

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