禁煙外来の子どもたち その後

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禁煙外来の子どもたち その後

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487799305
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0036

内容説明

本書では、子どもたちの禁煙の経過を1つの軸にしながら、成長していく姿と、一方で挫折していく姿をレポートしています。禁煙外来で向き合ってきた子どもたちの事例をあげていきながら、現実を直視していきます。そして、劇的に変化した学校や社会の環境に対して、まず「私の提言」としてまとめました。

目次

私の提言 「教育、医療、行政のトライアングルに向けて」
第1章 子どもたちの喫煙があとを絶たない(事例1=マイクロバスでの集団治療/事例2=いっしょに吸っているクラスメート)
第2章 子どもたちへのタバコの有害性(事例3=お母さんのタバコを吸った小学2年生)
第3章 未成年者喫煙禁止法(事例4=友だち同士での喫煙/事例5=背がのびない)
第4章 ニコチン依存の症状(事例6=養護教諭の長男中学2年生)
第5章 ニコチン依存の治療(事例7=12歳少女の喫煙からの脱却)
第6章 学校敷地内禁煙化の中で(事例8=先生も吸うのをやめている)
第7章 喫煙要因とタバコ対策(事例9=やめないほうが調子がよい/事例10=父親の一言に腹を立てた女の子)
第8章 喫煙防止教育の新たな試み(事例11=指導主事の先生が声をかけた/事例12=タバコ代が薬代へ)
第9章 携帯メールによる子どもの禁煙支援(事例13=12歳ペンネームもくもく)
第10章 よくきかれるQ&A

著者等紹介

高橋裕子[タカハシユウコ]
奈良女子大学教授。京都大学医学部・同大学院卒業後、京都大学医学部附属病院、天理よろづ相談所病院、大和高田市立病院などを経て現職。平成6年から大和高田市立病院で未成年の禁煙治療に取り組み、現在、京大病院予防医療クリニックにおいて未成年禁煙外来を担当している。平成9年からインターネットで「禁煙マラソン」を主宰し、全国規模での禁煙支援に取り組む。平成15年から未成年喫煙者への携帯メール利用ITサポート「禁煙ジュニアマラソン」を開始。同年4月から文部科学省地域貢献特別支援事業にて、未成年喫煙防止研究会を開始。同年4月から同科学研究として大学禁煙化プロジェクトを推進。内科医、医学博士。京都大学医学部非常勤講師を兼任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のし

4
結局、そこにタバコがあるから吸う。なければ吸わない。この責任は、どこにあるかと言えば社会のような気もする。2014/03/15

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