多摩ニュータウン物語―オールドタウンと呼ばせない

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多摩ニュータウン物語―オールドタウンと呼ばせない

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784306045811
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3052

内容説明

全国に普遍的に存在する「団地住宅」は、高齢化や老朽化に抗して、健全に、しかも生きいきと機能し続けることが可能か否か?多摩ニュータウンは都市計画、建築計画、住宅計画について約半世紀かけて壮絶で壮大な実験を繰り返してきた極めてユニークな「都市」である。初期開発実現から40年を経た多摩ニュータウンの全貌を解き明かす。

目次

第1章 多摩ニュータウンの成り立ちと系譜
第2章 多摩ニュータウン団地居住高齢者の生活像と居住環境整備の課題
第3章 諏訪・永山地区の高齢者の居場所
第4章 福祉亭の人々
第5章 子どもの育つ環境としての多摩ニュータウン
第6章 多摩ニュータウンの地域活動
第7章 近隣センター商店街の栄枯盛衰
第8章 住宅・都市公共施設の賦活・再生

著者等紹介

上野淳[ウエノジュン]
1948年生まれ。首都大学東京副学長、同大学大学院建築学域・都市システム科学域教授。1977年東京都立大学大学院博士課程修了、工学博士。建築計画学、環境行動研究、学校、病院、高齢者施設などの地域公共施設計画を幅広く手がけ、計画指導・コンサルタントとしても活躍。1995年「生活者に立脚した地域公共施設の建築計画に関する一連の研究」で日本建築学会賞(論文)を受賞

松本真澄[マツモトマスミ]
1989年日本女子大学住居学科卒業。首都大学東京大学院建築学域助教。青山学院女子短期大学非常勤講師。高齢者・単身者・女性の居住、団地の生活環境などを研究テーマとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅香山三郎

13
多摩ニュータウンの現状と、再活性化策の分析。高齢者が地域でどのやうに行動してゐるか、「福祉亭」の役割、高齢者が居宅で困つてゐるバリアとその解消策等を論じる。データが豊富で、かういふ議論のベースになる研究を地元の大学がやつてゐるのはよい。二人の著者の執筆のベースに、歴代の学生の卒論等もあるとのこと。著者も言及するやうに、「+上野・松本研究室」とすればなおよかつたやうに思ふ。2018/04/01

そ吉

3
表題は「多摩ニュータウン物語」となっているが、本書は都立大学上野前学長が2012年に上野研究室の卒論、修論、博論をトピックごとに章立てで纏めたものである。 研究手法としては参与観察、文献購読、インタビュー・質問紙などによる質的研究を基にデモグラフィック出来る解析を行なっており大変興味深い。 特に第8章のストック賦活に関する章では事例として僕自身も研究対象地とした横浜霧ヶ丘団地の廃校活用が取り上げられていたのは親近感が持てた。 首都圏郊外のニュータウン研究のテキストとして良書。 ★★★★☆2022/04/10

hide10

0
著者の研究グループが15年かけて地域に入り込み 研究活動に取り組んだ集大成的一冊でした。 ペデストリアンデッキによる歩車分離が行われた 我が国の中で特異な街の中での「子供の遊び場」分析は 大変興味深い内容でした。2017/07/30

motoki fujitani

0
調査研究に基づく多摩ニュータウンの現状が明快にまとめられており、これを読めば2012年(初版)当時の多摩ニュータウンの状況がよくわかる。 オールドニュータウンと呼ばせないという副題に、クリティカルな提言を期待したが、商店街の衰退についてNPOや高齢者施設等、現状の延長線上の提言にとどまっていたのが残念。2024/05/25

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