悲しみがやさしくなるとき―子どもを亡くしたあなたへ

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487796397
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0011

内容説明

親は子どもを愛し続ける。子どもに先立たれるとはどういうことか。そして、親はどう生きていくのか。一人の母親が、いつの世も変わらぬ想いを集めた―。

目次

言葉を失って
心に響く言葉
家族のあいだでも話せない秘密
悲しみは乗り越えられるか?からし種の寓話が教える悲しみからの解放
子どもからもらう勇気
いつの世にも変わらぬ悲しみ
「お子さんは何人?」
記憶にとどめる
天国での誕生日
心のカレンダー
悲嘆の正常な病理学
夫婦のあいだに訪れる危機
絶えることのない思い出
小さな一歩
クラブ
不文律
クラブのメンバーからのアドバイス

著者等紹介

メーレン,エリザベス[メーレン,エリザベス][Mehren,Elizabeth]
ジャーナリスト。アメリカ、ボストン近郊に夫フォックス・バターフィールドと住む。1988年5月17日に亡くなったエミリー・バターフィールドと、1990年に生まれたサム・バターフィールドの母親である

白根美保子[シラネミホコ]
早稲田大学商学部卒業

福留園子[フクドメソノコ]
大阪外国語大学イスパニア語学科卒業
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とんがりまめ

2
あれからいろいろ読んだが、一番素直に共感したのがこの本。アメリカで出版された本だが、たくさんのケースを紹介しつつ、悲嘆の反応や内面の葛藤、周囲との関わりについて述べている。亡くした子どもと過ごした時間の長さ、病気や事故や事件などの亡くなりかたで線を引くことなく、「誰の悲しみも、一瞬たりとも軽んじられることがあってはならない」と力強く寄り添ってくれる。亡くした子などはじめからいなかったかのように世界が回っていくことに苦しんでいる人に読んで欲しい。そしてなんと声をかけてよいかわからずにいる周りの人にも。2011/12/22

Mayumi Hibi Ishida

0
「勇気は大きな慰めをあたえてくれます。亡くした子どものことを考えるとき、私たちはそれをよりどころにすることがてきるー私はそう信じています。目を閉じれば、勇気はそこにあります。私たちの子どもからの贈り物です。だれもそれを私たちからうばうことはできません。勇気は私たちと子どもをむすびつける、静かな、二人だけの絆です。親と子のつながりから生まれた宝です。親と子はこの絆によって永遠に結ばれています。」2024/08/25

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