出版社内容情報
靴屋,帽子屋,レストランほかロンドン市内の老舗・高級品店を,アーチャー,フランシス,007などミステリー・スパイ小説を縦横に引用して紹介。街と小説の魅力を二重に楽しむ本。
内容説明
ロンドンに飽きたら、人生に飽きたに等しい…。街を、老舗を、ミステリーを心ゆくまで楽しむ本。
目次
ジャーミン街
セント・ジェイムズ街
ピカディリー
カーズン街界隅と南オードリー街
ボンド街界隅
南モールトン街
サヴィル・ロウ
リージェント街
ロンドン市街図
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦茶
1
ミステリーとか、推理小説に興味がなく、読む機会も少なかった学生時代に読んだ本。この後、サラ・パレツキーやロバート・B・パーカーを読むようになり読書の幅が広がった。挿し絵からロンドンへの憧れも生まれて、実際にベーカー街の標識を訪ねたあの日が懐かしい。
かんろ
0
SFカーニバルの時に古書として購入した本。古書だから前持主の痕跡が中表紙に書かれてあってニヤッとしたし、1990年てバーコード付いてなかったんだな、てなった。 内容は固有名詞と引用で構成されてたから読んで面白いという感じではなかった。 帯の「ロンドンに飽きたら、人生に飽きたに等しい」の一節が一番刺さった感じで文体としてはおじさんのうんちく文体で時代を感じた。 ネットない時代なら情報収集すごいけどあとがきにパソコン使ったてあるから、ただの情報の羅列本だったなぁ。2023/05/07